CYNHN / タキサイキア&So Youngについて
こちらの両A面シングルで2018年にリリースのCYNHNの3枚目のシングル。
1stアルバムのタブラチュアにも収録されてまして、そのジャケットが好きなため、写真はこちらで🙇♂️
タブラチュアSpotifyリンク
https://open.spotify.com/album/4KYXXMe80Ym2pgutjr6ZYV?si=vFJcbW_kQVKMcRcIWalm1Q&dl_branch=1
タキサイキアMV (YouTubeリンク)
https://youtu.be/T-ZNjRXEzU8
So Young(YouTubeリンク)
https://youtu.be/TxmE9pbT3aQ
当時は、渡辺翔さんに作って頂いた2ndシングル「はりぼて」をCYNHNにとっての大事な象徴的な楽曲の立ち位置にしたい考えがあって悩んでいた頃。
渡辺翔さんから「タキサイキア」のdemo作品をいただいた記憶があります。(6月中旬かな?)
まず前提としては、この当時。
僕の方はCYNHNが結成して1年ほどでありつつ、プロジェクトを円滑に進める方に専念してて、外部の制作の方(深川さんと言う大事な方がいたんです)に楽曲選定、編集、スタジオ業務だったりを担当としてお願いしてて、細かい歌のRECとかをお任せしてた関係で、全体的なお話しかできません。(FINALegend〜絶交郷愁あたりまでお任せしてました)
話は戻って、2018年6月末頃だったかな、?
マネジメントさんからメンバーそれぞれの個性を出せるようなショートムービー的な映像を作りたいという提案があり、
それを受けてレーベルサイドとしては、メンバーさんの素敵な歌声、そしてそれぞれの声質がバラバラなのが強みで、とても”個性的”なメンバーさんを表現したいという想いがあり、「メインヴォーカル」と言う形で6人それぞれの個性に合わせた6曲を作ることでMVを6本作りたいと思いついて、リリースしていくことになりました。
6人それぞれのメインヴォーカルと称してやっていきたい!って、タキサイキアのレコーディングの時にメンバーさんに説明したのを憶えてます。
さらには並行して、急遽「メインボーカル」と言う形で、今後MVを6本作ります!と言う形で制作スタッフに方向転換を促して、まずは!MVを2本撮ります!って伝えて、、、それに向けて「演じまスウィーニー」と言う形で、脚本もお願いして、、、
そして、メンバーさんに台本も撮影日当日まで行き渡らず。。という事態もあり、ほんとに関係各所に協力してもらって、出来上がったのが「タキサイキア / So Young」です。(頭が上がりません、、、)
MVに関して。映像のアックスオンさんには以下でお願い。
・MVを2本、さらにストーリー仕立てにするというの撮影
・8月中にYouTubeでアップしたい
まずは、撮影日7月下旬から8月上旬に変更しました。(変更のお願いは7月上旬頃で、確か撮影はTIF終わり数日後だった気がします)
↑
元々セッティングしていたものを、全部バラして、セッティングし直して、自分で決めたから頑張れたけど、他の方にひっくり返されたら、絶対に嫌でたどりつかなった気がします。
制作的には、「So Young」のアレンジアップを急ぎました。
2曲が揃わないと、台本も出来上がらないし、撮影もどこで行って、という企画書が作成できないので、「So Young」を制作するのに一生懸命だったのを憶えています。(タキサイキアは7月の頭にはほぼ出来上がっていた)
MVはだいたい撮影日1ヶ月くらい前までに歌詞、大体のアレンジのFIXしていないとダメだと思ってて、自分で撮影日を決めてFIXしていたものの、それを自分で変更して、いろんなところにリスケのお願いしに行って、、(なんか、自分の話中心で、回顧録みたいになってしまってますね、、すいません、、)
個人的には、このメインヴォーカル曲、というのと、ストーリー仕立てMVを発表することにより、先のスケジュールを作って、進めて行くことになるので、かなりプレッシャーではあって、そのターニングポイントだったリリースです🙇♂️
<補足>レーベルサイドの職務としては、基本的にシングルなのか、両A面シングルなのか、タイアップ曲なのか、アルバムなのか?など、形態だったり、内容を決めてからリリースするのが普通なんですが、「はりぼて」を終えてから方向性に悩んでしまってて、渡辺翔さんから素敵な作品「タキサイキア」をいただいても、普通に「シングルリリース!」みたいな感じだと、音楽シーンの中で浮上できないのでは?というところで決めきれずにいた時期でした。
にも関わらず、3rdシングルの発売日と、MV撮影日、ビジュアル撮影日だけは決めていたという,,,進めることに躍起になっていたんでしょうかね🤔
楽曲に関して、お話しします。
まず「So Young」
https://open.spotify.com/track/5fjy5AeOpcCq9ZXLO5Ku8e?si=6a4910e7031c41bc
実はレコーディング当日にタイトルを、「Go Far」というタイトルから、「So Young」というタイトルに変えました。理由は「So Young」=「青春」、というところから「青」要素が感じられたこと。そして「青春」っていう、誰もが普遍的に感じることができる、とても素敵な時間で、刹那的に感じるくらい短く感じ、なんとなく甘くもありつつ、儚い感じ。それが青柳さんにぴったりなんじゃないかなって思ったんです。「10代の青春の時」ってイメージで使われることがあると思いますが、20代でも、30代でも、40代でも、もちろん50〜60歳の方でも青春は味わえると思いますし。要は気持ちの持ち具合によって、人間は何にでもなれるって思っていて、だからこそ青柳さんが20歳を過ぎても歌えますし、何よりもこう言った曲が合うと思ったし、かっこいいだろうなって思って、この楽曲をメインで歌っていただくのは青柳さんでお願いしますとマネジメントさんに当時お願いしました。
高橋諒さんのアレンジも、バンドバンドしすぎない、ちゃんとJPOPサウンドにまとめていただいて、とっても好きな楽曲です。
イントロのギターが鳴り始めると、泣く子も黙るというか、シーンとなるしかなくて、でも心の高鳴りは抑えられなくて。
「So Young」って歌い始まりを聴いたら、抑えきれない衝動が弾けて飛んで。
Aメロの青柳さんの歌い始まりの、ちょっと優しい澄んだ声から始まるじゃないですか?
そこから徐々に儚い感じもありつつ、「青色に塗り潰すんだ」って。
なんか甘酸っぱい青春を頭から感じられて、
ライブだと最後はちょっとパンク感あって。タキサイキアもそうですが、ライブではマストな曲です。AOAWASEのようなダイレクトではないのに、本当に青々しい曲で、心をキュッとさせてくれる作品だと思っています。
作詞作曲をSEVENTEEN AGAiNさんにお願いした理由は、YouTubeでの動画を見させていただいて、直感でした。
https://youtu.be/Yo9AUEo0luM
「タキサイキア」
https://open.spotify.com/track/4a63Dy1sAhqK1pmPbVcOZa?si=9962acd66e284258
当初タキサイキアという言葉が、ポジティブではなかったので、プロジェクトサイドから別のタイトルにしませんか?という働きがあって、変更になりそうだったのですが、「タキサイキア」以外に良いものはない!ということで、渡辺翔さんにいただいたそのままのタイトルとなってます。
(https://forride.jp/motorcycle/zone)
天才肌系で、感性豊かなCYNHNメンバーさんに「ZONE」というのがあると僕も感じてて、この歌詞をいただいた時、これだって思いました。
渡辺翔さんは、CYNHNを本当によく理解していただいてるなって思いますし、メンバーさんも言ってましたが、プロジェクト側から見ても、作品でレールを引いてくださった方です。(過去と未来が見える方なのかなって思う時があります。すごい!)
楽曲聴いて、綾瀬さんしかいないでしょって思いました。これはファンの方も同感な気がします。明るく、かっこよく、強く。エッジ効いて。So Youngもそうですが、demo段階で決めます。
「青すぎる奇蹟」
奇蹟って、「常識では考えられないような神秘的な現象。神の示す思いがけない力」
それが青すぎるんですよ。なんだろう、、、今でもタキサイキアをライブで歌っている聴くと、
このメンバーをサポートしてあげなきゃって思わせてくれる神秘的な力があるんですよね。
それがファンの方のクラップとともに合わさって聴くと、本当に涙が出るというか、、、
だからライブで聴きたい。もっと大きいステージで皆さんとAWASAったタキサイキアを見たいのが、CYNHNの担当を続けさせて欲しいって思う理由の一つです。
最後に懺悔をもう一つ。
両曲とも振付で、僕の方で調整がなかなかうまくいかず、
最終的にメンバーさんにお願いする流れになり、それが本当に大変だったと思います。ごめんなさいをこの場をお借りして、、、