AIと超簡単な会話で調べものをしてみる
今日のお題
生成AI、もちろん便利なのですが、使うハードルが高いと感じたことはありませんか?
でも実は、みなさんがいつもLINEで友人と行っているような短文の会話をするだけで、十分便利に使いこなせます。
今日は「生成AIとの会話って簡単なんだ」ということを覚えて帰ってもらえたら嬉しいです。また、コメントと「スキ」もお待ちしております。
プロンプト (入力文) は1行~2行でいい。LINEといっしょ
人間と話すのと同じ感覚でAIと話せば、欲しい情報が手に入る
魔法の言葉「ステップバイステップ」
プロンプトのお作法なんて覚えなくていい
よく見るプロンプト (入力文) のお作法
生成AIに触ったことがあるみなさんなら一度は「プロンプト」という言葉を目にしたことがないでしょうか。そしてセットで「プロンプトのお作法」という画像のようなルールを習ったことがある人もいるでしょう。
でも、実は、もっと簡単に生成AIに触れてみること、できるんです。
確かにこのルールを全て守ると1回の入力で正確な情報が出ることは間違いないのですが、入力のハードルが高すぎると思いませんか?
私は日本の会社で生成AIが浸透しない理由の1つが、まず最初にこの「プロンプトのお作法」を見せられるせいだと思っています。
お作法にとらわれない普通の会話で情報を得る
生成AIは、そんなお作法がなくてもそれなりに回答してくれます。
人と会話するとき、あんなお作法にのっとって会話しませんよね。
ここは1つ、生成AIを「人」だと思って話しかけてみましょう。
お題:
あなたは引っ越しをしたのですが、自治体に何を提出すればいいのか分かりません。生成AIに聞いて解決してみましょう。
すると、生成AIはここから「相談に乗ってくれるモード」に入ります。
人間と反応同じですね。ですから、いきなりお作法なんて使わなくても、こんな普通の話しかけ方でいいんです。
このモードに入ってくれたら、人間に質問をするみたいに簡単に質問してみましょう。
この時点でかなりわかりやすいですね。でも実はあなたは今度の引っ越しは同じ自治体内だとしたら、転出・転入届は必要なさそうです。
そんな風に、自分の思っていたものと違う答えが返ってきたら、その場で補足します
そうすると生成AIは人と違い「先に言えよ!」とか文句も言わずに、丁寧に情報をアップデートしてくれます。人より優しいですね。
最後に、こうした一般論だけではなくて、あなたが知りたいのは
「結局私はどこに行って何をすればいいの?」という具体的な行動です。
ですので、最後にこう聞いてみましょう。
「全て、ステップバイステップで」これは魔法の言葉です。今日これだけでも覚えて帰ってください。これで、生成AIからの回答が「あなたの具体的な行動順」で示され、より一層理解しやすくなります。
神かな???
これをコピーしてスマホにメモしておけば、あなたは市役所で抜け漏れなく申請が完了するはずです。
最後に
プロンプトのお作法にのっとって一生懸命書いて得られたものと、
簡単な3-4回の会話で得られた情報を比較してみましょう
そんなに変わらない上に、なんなら右の方が分かりやすいかもしれません。
結局、普通の会話で十分ですし、むしろその方が効率的に情報を引き出せることも多々あります。人と会話する感覚で、気軽に生成AIに話しかけてみましょう。
最初は「おはよう!」でもいいです。
AIと会話していくうちに、きっとあなたの検索ライフは変わってくれることでしょう。
次回予告
次回は
検索エンジンと生成AIのハイブリッドで、素早く知りたい情報にたどり着く
をテーマにしてみようと思います。それではまた来週!