学生と社会人の違い

学生と社会人で明らかな違いをご紹介します。

私も高校、大学と進み、そして社会人になりました。


そこで気づいた、学生と社会人の明らかな違い、それは正解があるかどうかです。

学生は正解がある

学生には何をするにも正解があると思っています。

小学生の頃から定期的にテストがあると思いますが、少しでも間違えたら△や×がつけられます。

算数などでも習っていない公式を使ったら×になる、国語でも感じの線が少し出てしまっただけで×がつく、私も経験しました…


テスト以外でも同様です。

高校受験も偏差値の高いところの方が偉いといった風潮がありますし、引きこもりは落ちこぼれ、大学だって偏差値で見られます。


それが学生、正解があり、教師が決めた正解を答えることで良い評価を貰える。

親が期待している成績、高い偏差値のところに入ることで良い評価を貰える。

という世界で多くの日本人は育ってきました。

社会人には正解がない

しかし、社会人になった途端正解がなくなります。


営業職の場合、より多く契約を取ること、売上を上げることが求められると思います。

しかし、〇〇の方法を取れば契約が取れる、といった正解は存在せず、契約を取る方法も1つではなくいくつもの方法があるはずです。

1000万の契約を取るため、薄利多売でも厚利少売でも1000万の契約が取れればよいのです。

そして、前のお客さんには通用したのに、このお客さんには通用しなかった、といったこともよくあります。


そのため、10人に1000万の契約をとってくるようノルマを課せたとき、達成に向けた戦略も10通り存在することになります。

部下の考えた戦略を否定してはいけない

社会人にとって正解というものがないことの方が多いです。

しかし、正解がないにも関わらず上司に戦略を報告すると「そんなんじゃだめだ」と否定してくる上司、しませんか?

また、あなたは部下の意見を否定していませんか?


やってみないと、その戦略が良かったのかどうかなんてわからないんですよ。

それをやる前から否定して、やらせてみないって、部下のチャンスを潰している、成長する機会を潰しています。

うまくいくかなんてわからないんだから、やらせてみて、そして、それからうまく行かなかったら次に活かすために原因を分析する、うまく言ったなら、次もうまくいくように要因を分析する、そういったことをすることで成長していくことができるのです。

それができないと、成長していかないでしょう。


いろいろ言いたいことはあると思いますが、その気持をぐっとこらえ我慢しましょう!

最後に

学生の常に正解があった頃とは大きく異なり、社会人には「これが正解」というものが存在していません。

だからこそ、自分でうまくいくと思う方法を考え、実践してうまくいくか確かめる。

そして、結果がどうであれ振り返り、今後に生かしていくことで社会人として成長していくことができるのです。


以上
本日も読んでいただきありがとうございました。

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