身近な先輩に憧れ、真似をしてみる
身近な先輩に「あんな風にできるようになりたい」と思う先輩社員や上司はいませんか?
私は今まで何人もいました。
しかし、「先輩のようになりたい」と思ったところでそれが実現できるわけもありません。
先輩のように早くプログラミングができるようになりたいと思っても、そんなに早く出来ません。
先輩のように、きれいで品質の高いコードをかけるようになりたいと思って、いきなりそんなことができるようになるわけありません。
実際、私はそんなうまくできるようになりませんでした。
「できない」を理由に諦めない
だからといって、「できない」という諦めてはいけません。
諦めていては、いつまで立っても憧れている先輩のようになることはないですし、近づくことも出来ません。
では、憧れの先輩のようになるためにはどうしたら良いのでしょうか?
憧れの先輩の真似をする
憧れの先輩に近づくためにやらないといけないことは、先輩の良いところは真似をして自分のものにしていくことだと考えています。
しかし実際は、真似をしようとして簡単にできるものではありません。
きれいで品質の高いコードを、速くかけるようになろうと思ったところで、スピードを重視すると品質が落ちるでしょうし、きれいで品質の高いコードを重視するとスピードも遅くなるでしょう。
また、どっちつかずで品質も悪くスピードも遅いコードになってしまう可能性もあります。
多くの人は、ここで「自分には無理なんだ」と諦めてしまう人が多い用に感じています。
そして結局、憧れている先輩は特別なんだと思い込み、どんどんと差が開いていく…
しかし、先輩だっていきなりきれいで品質も高く、速度も速くコーディングが出来ていたわけではないはずです。
なんともコーディングを繰り返し、品質の低いコードだって、スピード重視にすることで誤字が増えるようなイージーミスが多いコードだって、きれいさや品質を重視するためにコメントを丁寧に書くあまりスピード感を犠牲にしたコードだって書いて来ていることでしょう。
そしてようやく、きれいで品質も高く、早いコーディングができるようになっています。
失敗から改善し小さな成功を積み重ねていくことが成功の鍵
何度失敗しても良いと思っています。
何度も失敗し、次は同じ失敗をしないように改善をしていく。
きれいなコードを書こうと思ったら、インデントをつけたり、コメントを買いたり、コンポーネントを作成、活用したりすることで読みやすく、きれいなコードになっていきます。
これも、きれいではないコーディングをしているからこそ、どうしたらきれいになるかを考え、1つ1つ改善を繰り返していくからこそわかり、できるのです。
そして、小さな成功を積み重ねていくことで、きれいで品質も高いコードが速くかけるようになっていきます。
最後に
憧れている先輩社員、上司だって、経験の浅い頃から天才的な能力で成果を出してきたわけではありません。
何度も失敗し、そのたびに振り返って改善をすることで徐々に成長していったはずです。
ただ、先輩がどのようにやっているのか、近づくヒントは見えるところにあるはずです。
コメントを書いてみる、先々を見据えてコンポーネントを作るようにする、そういった先輩を見ることで、失敗を減らすことはできるはずです!
先輩の真似をすることで少しでも失敗の数を減らし、そして失敗したときは振り返ることで同じ失敗をしないようにする、それが憧れの先輩の用になるポイントです!