年収700万の壁、年収699万の方が得なのか

先日、年収700万の壁、という言葉を初めて聞きました。

正直、私は初耳、なにそれ？って聞いたところ「年収700万を超えると税金が増えるから699万の方が手取りが多いらしい」という話でした。

年収700万なんて、そう簡単ではない年収ですが、気になっていたので調べてみましたので、面倒な計算は省き、私の解釈をご説明します。

※所得や扶養家族など面倒な計算はできません。ここでも一切触れません。

年収700万（くらい）になると係る税率が増える

年収700万の壁と言われていたものは、年収700万くらい（本来は所得がいくら以上というものがあるそうですが）を超えると、税率が20％だったかに増えるそうです。

それ以下の場合は10％だった気がします。

他にも、控除額であったりも影響がありそうです。

こういったこともあり、年収700万の壁という言葉が広まっているのかなと思います。

（そもそも広まってるのかな？その人が行っていただけかな？わかりませんが）

年収700万（くらい）になると公的支援が減る

いろいろ調べていく中で、他にも年収700万くらいを超えると、公的支援が減るという情報もありました。

何がどれだけ、という複雑な計算、家族構成による計算をしなければ行けないのは面倒なので、計算もしてませんし詳しくわかりません。

しかし、例えば住宅購入者に対する支援「すまいる給付金」ですが、最大50万円が給付されるそうですが、年収700万くらいを超えると給付される金額が10万になるそうです。

そういったこともあり、年収700万を超えると税金だけでなく、他の公的支援、公的以外でも支援が増えってくるかもしれません。

年収699万と700万は699万の方が得なのか？

何を持って損とするか得とするかによってかわるっぽいですが、手取りをベースにした場合、700万を超えた額に対して高い税率が適用されるっぽいので、年収700万に比べ、699万の人のほうが手取りが多くなる、ということはないそうです。（家族構成や年齢でかわります）

しかし、スマイル給付金などの支援が減るのが痛い場合もあります。

699万だったらいくら20万もらえたものが、たった1万の違いの700万になったとたんに10万円に増えるということになることもあります。

年収1万UP、しかしスマイル給付金10万Down。

これでは700万の方が損でしょう。

他にもご家庭によって関係する支援公的支援は変わってくるので、確認してみると良いでしょう。

子育て世帯ですと、子ども手当、医療費控除、高校無償化など様々なところで年収（正しくは所得）が関係してきますので。

最後に

年収700万の壁、私は初めて聞く言葉でしたが、年収700万くらいを境にそれ以上の年収では様々な面で不利になることが増えてきそうですね…

このブログでも書きましたが、お金ってじわじわとストレスを掛けてくるんですよね。

お金が少なくても生活苦とストレスになり、さらに頑張って年収が増えても税金は上がり様々な支援の対象から外れストレスがかかる。

何がいいのかわかりません…

以上
本日も読んでいただきありがとうございました。