「新たなる希望」2.24東京女子プロレス観戦〜age36後援会だより春号〜
今日、私は推しに会いに行く。
かつては毎週のようにエディオンアリーナへ脚を運んでいたのが嘘のように、まるで初めてのプロレス 観戦をするが如く、ドキドキを感じながら会場へ向かう今日。
全ては推しである角田奈穂に会いに行く為だ。
社畜の日々が続く中、前日まで予定が組みづらく、ギリギリのタイミングで休みを確保し、興行チケットをメール予約をした。
高揚感と共に不安もある。
そもそも最後に会場で推しに会ったのはいつなのだろうか。
調べてみると一年前であった…
何とも情けない話である。
習慣は人を成長させる。
興行に脚を運び、毎度の様に推しに会えればそんな心配もないのだろうが、私は違う。
不安はあるが、限られた時間の中で今を、そしてこの興行を楽しむしかないのだ。
魑魅魍魎が蠢くこのプヲタ界隈でage36後援会総裁として奈穂さんへの数々の無礼を謝罪をしに行くという口実。
兎にも角にも一年ぶりに東京女子プロレスを堪能した。
長野じゅりあはこの日が大阪ラストとなり、その勇姿を見せてくれた。
奈穂さんの喧嘩キックも炸裂していたが、非情なルールの中、知略に長けたハイパミに一本取られてしまった。
ベルト戦線もタッグマッチで前哨戦となり、次戦の両国に向けて、選手たちの気合の入った試合を堪能させてもらった。
やはりプロレスは生観戦が良い。
そして特典会。
改めてにはなるが、東京女子はポートレートを購入するとサイン会に参加できる。
もちろん奈穂さんのサイン会に参加する為に購入。
一年ぶりの参加にも関わらず、こちらの存在を覚えて頂いただけでなく、age36後援会へのエールも頂いた。
そしてこの日、もう1人サイン会でどうしても会っておきたい選手がいた。
そう、©️東女美女列伝でお馴染み「夢を追いかけ優しさ届けるかぐや姫」上原わかなだ。
丁度一年前のアゼリア大正で見た時は、まだデビューしたてという事もあり、少し固さもあったがどうだろう。
一年ぶりにみる彼女は大きく成長を遂げていた。
セミファイナルで瑞稀と戦う佇まいは東女の未来を見た。
体躯を活かしたムーブと表現豊かな表情。
デビューからの持ち技であるスリーパーホールドを使う彼女にファイティングスピリットを感じた。
何よりも同世代にHIMAWARI、凍雅というライバルもいる。
彼女達の戦いは期待しかない。
モメンタムを感じ、彼女のサイン会へ参加。
事前の評判通り、彼女の丁寧な対応は人の心を打つだけでなく、これからの東京女子の希望足り得る存在である事を感じさせた。
坂崎ユカが去った後に初期世代と次世代の戦いに注目が集まるが、新世代も着々と存在感をアピール出来ている東京女子プロレス。
アイドルとプロレスが融合した東京女子プロレスという団体が何を魅せてくれるのか。
世は女子プロレス飽食の時代。
強者と弱者が入り乱れる中で、女子プロレスを導く新たな希望が生まれるのは東京女子からかも知れないし、そうでないかも知れない。
だか、この団体で戦う彼女達に生き様を感じる。
それが私に何をもたらしてくれるのか、これからも追いかけてみようと思う。