raspberryPI3でESP32を使う方法

1.使用する機材(Amazonで購入)


 ●raspberry PI 3 model B
 ●ESP-WROOM-32D開発ボード ESP32-DevKitC-32D
 ●サンハヤト SAD-101 ニューブレッドボード

2.接続方法

raspberryPI3とESP32をUSBで接続します。
次のコマンドでESP32を認識しているか確認します。

$ls /dev/tty*

/dev/tty*にAMA0やUSB0があればOKです。

スクリーンショット 2021-02-25 12.16.24


3.Arduino IDEのインストール

    ArduinoのWebサイトにアクセスして"Arduino IDE"をダウンロードします。
 Linux ARM 32bitを選択します。

スクリーンショット 2021-02-25 10.50.40_gimp

ダウンロードしたtar.xzファイルを解凍します。

$tar Jxvf arduino-1.9.0-beta-linuxarm.tar.xz

解凍したディレクトリ内のinstall.shを実行します。

$ cd arduino-1.9.0-beta-linuxarm  //ディレクトリ名は各々で読み替えてください
$ sudo sh install.sh

インストールが完了したら、Arduino IDEを起動します。

スクリーンショット 2021-02-25 12.30.22


4. ESP32の環境設定

続いてArduino IDEでESP32を使えるように設定をしていきます。

4.1 ボードマネージャURLの追加

ファイル→環境設定へ移動し、「追加のボードマネージャのURL」に「https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json」を追加します。

スクリーンショット 2021-02-28 9.31.47

4.2 ESP32の追加

ツール→ボード→ボードマネージャと選択します。

スクリーンショット 2021-02-28 9.36.57

検索窓に「ESP32」と入力し、最新のバージョンを選択してインストールします。

スクリーンショット 2021-02-28 9.38.18

4.3 ESP32デバイスの設定

ボード→ESP32 Arduino→ESP32 Dev Moduleと選択します。
そしてシリアルポートを「/dev/ttyUSB0」に変更します。
その他の設定はそのままで大丈夫です。

スクリーンショット 2021-02-28 9.39.24


5.pythonの設定

pyserialをインストールします。

$ sudo apt install python-pip
$ sudo pip install pyserial


6. プログラムの書き込み確認

プログラムを用意し、スケッチ→マイコン ボードに書き込むを選択することで、プログラムをESP32に書き込むことができます。

スクリーンショット 2021-02-28 10.33.32

説明は以上となります。

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