人は持続可能な社会を実現できるかの個人的考え
週末はだるさがあり、集中できなかったのでダラダラと映画を見るという堕落した生活をしていた。トータルで5本も(笑)ゴロゴロしながら
見て、それはそれは最高の週末だった。
映画:Cowspiracy(持続可能性の秘密)
そのうちの1本がこちら。
Cowspiracy(サステイナビリティ(持続可能性)の秘密)
https://www.netflix.com/title/80033772
本編の話がどこまで本当の話かは調べていないのだけど、畜産業が力を持っていて、その環境汚染具合が世に出てきにくいというのはあり得る話なのだろうなとは思った。数字を使って温暖化にインパクトがあるのか説明されているので、とても見やすかった。
センスがないなと思うのは、結論がビーガンになるしかない的な感じだったこと。人類がみながいきなりビーガンになるなんて、それこそ何かの陰謀論がない限り無理だと思った。
そもそも人類はサスティナブルだと思ってる人はどれだけいるのか?
そもそも人類がサスティナブルに、地球で生存していけると思っている人がどれだけいるのだろうか。私的には様々な人の考えを聞いて、人類がサスティナブルかどうかについて4つの論があると思う。
①地球脱出論
地球に人間が永続的に生活するのは不可能で、地球外に生活環境を作るべきだという考え方。世界の天才たちが宇宙ビジネスに熱心なところを見ると彼らはこの考え方なのではないだろうかと感じる。
②イノベーション待望論
①同様に、人類が協力しあってサスティナブルな環境を維持するなんて不可能だけど、人類はさまざまな画期的なイノベーションを起こしてきた!だから、温室効果ガスを圧倒的に抑えるとか無くすとかそういった画期的なイノベーションによって、温暖化が解決したり、そのほかの諸々の課題も発明によって、解決できる!という期待的な考え方。トレンドのClimate tech系の人達はここにチャレンジしている人なんだろう。
③人類過渡的論
人類はそもそも過渡的な生き物で、サスティナブルではないとう考え方。恐竜が地球に住めなくなって滅亡したように、いずれ人類が生活できる環境はなくなり、滅亡する。どんなに頑張っても滅亡するなら今を楽しもうぜ的な考え。
④サスティナブル論
みんなで力を合わせれば、人間と地球が共存できる世界は創れる!みんな頑張ろうと思う考え方。世界中の政治家たちが様々なルールを作っているけど、本当に心のそこから実現できると思っているのだろうか。。。
これらの論は完全に個人的な整理で、ほとんどの人がどの考えにも属さない(漏れあり)し、①かつ②っていう人も(ダブりあり)いるだろうから、整理にすらなってないかもしれない笑
前提を間違うと物事は進まない
少し話はずれるけれど、何かをアクションするときに、前提をどう設定するかが大事だと思う。その前提設定が間違っていれば、物事は進まない。
映画Cowspiracyの制作者は、④の考え方に近い。みんなに情報を与え、自分が正しいともう考え、意見を伝えれば、それが実現すると思ってるのではないだろうか。そんなことができればとっくの昔に全ての物事が解決している。世の中には、人類過渡的論者もいるし、そもそも自分が死んだ後の世界には無関心という人たちもいる。というかそういう人たちの方が圧倒的マジョリティだ。
という前提に立たないといけないと思う。その人たちにサスティナブルにはビーガンしかないですよと言ったところで全く響くわけがない。
畜産業が縮小するには、肉よりも安くてうまい植物性の代用肉を作り、畜産業が割りに合わないビジネスに追い込むのが正しいアプローチなんだと思う。ビヨンドミートは、批判されようが添加物を駆使して、熱心にうまいものを作ろうとしていて、本気で畜産業に対抗しているように感じる。
ビーガンになろうと大きな声で言うことは、争いを産むけど物事は解決せず、安くてうまい代用肉の生産は何倍も効果的に世界を変えることができるアプローチだと思う。
私は、イノベーション待望論者
みんながみんなそれぞれ好き勝手やっているそれが人間なので、みんなで手を取り合って協力して、目標達成をしようと言うのは難しいと思っている。
完全に他力本願だけど、誰かが何らかのイノベーション(Ex CO2の吸着技術etc)を起こして解決してくれることをただただ期待しているだけ。
そこはお任せして、餅は餅屋で私は私のやるべきことをやっていきたいと思っています。ちなみに私は家ではビーガンで、外の会食はなんでも食べている。自分の基準で好き勝手やってます。これが人間ってやつです笑
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