泣かずに飛べた日の朝に

夢で見たあの大地

僕は怖くて泣いていた

何度も何度も飛び出そうとして

脚の震えを拭っていたんだ

雲が象を描いた空で

僕は空想を輝かせていた

何度も何度も繰り返してみて

胸の震えを感じていたんだ

踏み締めた道が描いた地図を

眺めて僕は空を見上げた

虚しく咲いた心の花に

今日もジョウロを傾けている

虚な瞳で眺めた空は

どこかの夢と似通っていた

何度も何度も思い返して

"ホント"の自分をまさぐっていた

朝日が僕を照らした朝に

僕は全てを受け入れたんだ

躊躇うことなく踏み出す一歩

泣かずに飛べたあの日のララバイ

               
              
              回石

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