デレマスSFを終えて(クソ長自分語り)

※注意事項

本記事はライブ終了翌日、勢いに任せて自分語りするものです。正直に今の気持ちを記載するため、マイナスな事も多々書き込むと思いますので、ご了承ください。

以下本文

はじめに

 ライブお疲れ様でした。突然ですが、わたしはシンデレラのライブ参加は今回を最後にしようと考えています。次ライブの詳細次第ではありますが地方民なので、奇跡的に地元開催にならない限りは、これで最後です。その辺を踏まえた感想になります。

 多田李衣菜Pです。


ライブ前のモチベ

 

(1)経緯

 デレマスについては、ほぼ何のコンテンツにも触れない状態がここ2年ほど続いています。ゲームは2年ほど前に引退済です。ただしライブにはとりあえず応募をして、当たれば参加していました。直近だとConnecTrip!東京公演に行きました。ここでは感想は省略しますが、10thファイナル以降で一番良かったと感じる神ライブでした。

 そんな感じで、直近のライブが神だったのでモチベはそこそこ高かったです。その一方、7thツアー以降、自分の中の熱が急激に冷めていくのも感じており、惰性でライブに行っている一面も認識していたためどこかで区切りを付ける必要があると感じ、今年度内を区切りとして、いったん距離を置こうと思ったところです。

(2)準備

 前準備として、10thファイナルを見返しました。ファイナルも会場にはいたのですが、多くの記憶を失っていたため、区切りを付けるに当たってやっと開封し、視聴しました。その結果、モチベは高まりましたが、今回で区切りだという気持ちも確固たるものになりました。自分の元来持っていたデレPとしての魂はベルーナで消滅していたのを確信したからです。

ライブ

(1)心構え

 自分の事より周りに気を遣って、不完全燃焼することがいままでのライブではよくあったので、今回はルールの範囲内でやりたいことは全部やろうと思って挑みました。

 具体的には

  •  UOのサビ折り(グルグルはNG)

  •  クラップ(厄介クラップではなく、Aメロなどでリズムに合わせて叩くもの)

  •  多動(体でリズムに乗りたい派なので、自分のスペースの範囲内で。)

  •  ペンライト大量持ち(飛んでいきそうで怖かったんでいままでやってなかった)

こんな感じです。こんなの皆やってるじゃんと思った人もいると思いますが、賛否両論あるのは事実ですし、批判する人の声を聞くこともあったのでいままでは控えていました。最近、他のアーティストのライブに行くことが増えてきた中で、人それぞれの判断基準があると思いますが、個人的にはお金を払ってライブを見に行っている以上、ルールの範囲内であれば、人から指図される筋合いはないため許容されるべきと思うようになり、実行しました。

(2)感想

 総評としては、良いライブだったと思います。今回の周年曲は結構刺さりましたし、1日目のソルカマル、2日目の浅利七海ソロとかは特に好みだったので満足でした。greatjourneyの歌唱をあの3人にするのも素晴らしいです。最終ブロックも、コールで盛り上げるのでは無く、強い曲を連投してペンライト振る腕をちぎらせようという意志を感じてとても良かったです。あと、個人的に松井恵理子さんのパフォーマンスが大好きなので、存分に魅力を発揮されてて行った甲斐がありました。

 とはいえ、想像を越えてくるものでは無く、cg_ootd や SOL とかと同じような感じで、コロナ前の熱量はありませんでした。李衣菜についても、スバルは好きですが、あまり目立っていたわけでも無く、特段なんの印象も持てませんでした。ただ、これで瑠璃子さんを直で見るのは最後かなーと思うと少し感情が揺さぶられました。

 世界滅亡 or KISS を最後にソロで日菜子が歌ったら感情ぶっ壊れて涙を流しながら掌グルグルしてたと思いますが、ありませんでした。あの曲を深川さんが一人で歌っているのを見るとなんか涙が出てくるんですよね、なんでなんだろうか。

なぜ満足できないのか(自分語り)

注意:ここからかなり過激な発言が予想されますのでご注意ください。偏見等あると思いますが、あくまで個人の感想ですのでご容赦ください。

 最後に次回ライブも発表されましたが、現時点では特段心変わりもしておらず、これで終わりかなーと思いながら帰路につきました。道中、どうして満足できない体になってしまったのか自己分析してみました。ざっくりですが、以下のことが考えられます。

  •  出演者との向き合い方について

  •  自分の環境の変化について

  •  ライブの構成について

  •  頻度とお財布事情

(1)出演者との向き合い方について

 私はアイマスに出会った頃も今も、アイマス以外のアニメなどにほぼ興味がありません。そのため、声優さんに対する向き合い方が通常のアニメ好きオタクとは異なるところがあります。あくまでアイマス世界のなかのアイドルを好きなため、声を演じている声優さん本人に対しては特段なにも感じることはありませんでした。アイドルと、担当声優を同一視するようになるということも私は出来ませんでした。あくまで、声を担当している方が、ステージ上でアイドルを演じている、という認識でした。自分の中のベースは今もこの認識なので、飛び抜けて歌がうまい声優さんの生歌以外は、正直ライブで聞くよりCDの方が馴染みがあるので、通常のオタクよりはライブの特別感は薄いのかも知れません。

 そんな中ここ数年、新しくボイスがついたアイドルの声優さんは、正直なところかなり可愛く、本業のアイドルだったり女優のような活動でも全然食っていけるのでは無いか、と素人ながらに思う方が増えてきました。それに加え、歴の長い声優さんは当然ですが年を重ねて行くわけで、ステージ上での魅力としては実際のところ全盛期を過ぎてしまったと言わざるをえない部分もあります。(実際、デレの運営もデレアニから支えてくれたメンバーから世代交代を図っている節があると思います。)

 何が言いたいのかというと、演じているアイドル(やその持ち歌)はそこまで好きではないが、ライブでのステージ上にいる声優は好きという状態が生じ、デレマスのライブに参加していているはずなのになにを見に行っているのか分からなくなるのです。

 じゃあ声優の追っかけやれば良いじゃないと思いますがまた厄介なのが、本人がソロ活動など声優個人としての活動をしていたとしても、デレマスのライブ上での姿とソロ活動での姿(実際の人間としてのキャラ付けやしゃべり方、他声優との関係など)はまた違うので、結果として「デレマスのライブの時にステージ上にいる、2次元アイドルの歌を歌っている声優」のみがピンポイントで気になり出すのです。自分はこの状況を、コロナ禍の配信ライブを見るようになってから感じる様になり、これを満たすにはライブでの供給が少なすぎるため一生満たされない乾きを感じ続けています。

 コロナ禍以降で配信が始まり、自分の端末で何回もアーカイブで見返せることも原因かなとも思っています。(至近距離でライブ映像を見られる様になった)

(2)自分の環境の変化について

 自分はコロナ禍と同時に社会人になりました。趣味が制限される中でストレスはどんどんたまっていき、そのはけ口が無い状態でした。そんな中、ライブは当初声出し不可で、到底満足できるものではありませんでした。

 さらに、声出し解禁となっても、今度は仕事の負荷が増えておりライブでは発散しきれない事になっています。そんな中、ゲームなどをやる時間もなくなっていきました。

 担当アイドルを見に行くという初めの頃の目的はいつの間にか薄れ、ストレス発散が主な目的になっていました。そんな中で、別の記事でも書きましたがロックバンドのライブに行ったりするようになり、アイマスのレギュの厳しさを感じるようになりました。また、ライブの心構えのところでクラップや多動と書きましたが、ならアニクラとか行けば良いじゃんと思ったかも知れません。このまま行くと遅かれ早かれ厄介へと返信する可能性を秘めているのは間違いないです。

 そして、実際その通りでした。実際私は数回アイマス限定のDJイベントに参加した結果、普通の公式ライブより満たされてしまったのです。盛り上がる曲しか流れず、酒も飲めて暴れられて値段もライブの4分の1以下なので、最高です。

 この項目について簡単にまとめると、「ストレスに押しつぶされた結果、趣味が単なるストレス発散の道具となり純粋に楽しめなくなった」ということでしょう。非常に残念ですが、仕方ありません。代わりに、海外旅行やスポーツなど、他の趣味もやるようになりました。

(3)ライブの構成について

 10thツアー以降、ライブの構成はガラッと変わりました。これは公式も言っていたので意図してのことなのは皆承知のことです。個人的には、以前は出演者が主役でしたが、最近は曲が主役、といった印象を受けます。

 どっちが良いのかという問題ですが、思い入れ無しで比較するなら、最近の方が私は好みです。既に話しましたが、そこまで声優の生歌自体に価値を見出していないので、歌唱メンバーが替わってCDでは聞けないものを聞けることこそライブの楽しみだと思うのです・・・

 とはいえ、私が最初に触れたデレマスライブは6thであり、多田李衣菜のソロ曲「Sparkling Girl」をナゴヤドームの真ん中で歌う多田李衣菜(青木瑠璃子さん)を見たところから始まっています。そして、10thファイナルという晴れ舞台で一人で歌うトワスカを聞き、やっぱり自分の中での一つの終わりを感じました。今回の予習として、10thの円盤を見たときも心の中で思いながら、一緒に見た友人にはとても言えなかった言葉があります。

「10thファイナルで引退しておけば良かった」

 実際、同じことを感じながら亡霊のようにライブに惰性で行き続けている古いオタクは沢山いるんじゃないでしょうか。私は区切りを付けました。一足先に、ベルーナで消滅した魂と共にゾンビと化していた肉体もシンデレラガールズから解き放たれます。

 ライブいくようになってから絡むようになった友人達はまだまだ熱が高いので、ひっそりとフェードアウトしていこうと思います。共通と趣味を持つ友人達と語り合うのがライブ行く一つの目的でもあったので、ここは非常に名残惜しいです。縁を切るわけではないですが、お互いアイマスが無ければ出会うことも無く、社会人で住む場所も違うので、集まる機会を無くしたら縁遠くなってしまうのかなーと感じています。本当に辛い。

 でも、大人になるってそういうことだと思います。いつまでも学生のままではいられません。自分の人生の中で結婚して家庭を持ち、新たな人間関係の中で生きていかねばなりません。

 ライブの構成という項目から少し話しが逸れましたが、要するにライブの善し悪しの問題では無く、自分に馴染みあるものはもう無いという事実を受け入れたときに、デレマスとしてのコンテンツ自体に興味があるかどうかということだと思います。自分の場合、ライブ以外のデレマスの要素にほぼ触れていないため、今回の決断に至ったというわけです。

 サブスクでフル聞けたらもう少し延命できたと思いますよ、運営さん。

(4)頻度とお財布事情

 ここまで色々語っておいて、最後は凄く単純な事です。ライブに行き始めて最初の頃は特別感がありましたが、現在社会人になって他の趣味もあり、学生の時よりはお金に余裕もあるのでライブに行く回数が増えたので、感じるものが薄れてきたという理由です。

 特に声出し解禁されてから今日までの間、デレミリシャニ(合同や異次元含む)は全てのライブに行っているので、流石に財布が空になりそうという切実な理由もあります。前述の通り地方在住のため遠征は流石にキツいです。

 ミリは11th(百合子Pなのでこれ以上無い区切り時)、シャニは恐らく10月のライブで止めかなと算段を付けています。地元でやれば出演者によっては行くかもですが、少なくとも関東とかに遠征してまでは行かないです。それよりは海外旅行とかの他の趣味や、いわゆる自分磨きにお金使いたい。

 おわり

 こんな感じで今回の自分語りは終わります。実は、別途多田李衣菜と青木瑠璃子さんへの感謝を語りたかったのですが長くなってしまったのでこのあたりで本記事は終わります。昼過ぎから書き始めたのですが、日が変わってしまいました。今日は仕事です。