デレマスから離れるのに際し、多田李衣菜Pとしての感謝と感想

 別記事で書きましたが、私は2024/09/14から15に開かれたデレSFでとりあえずの区切りとすることにしています。デレマスに初めて触れてから今までの気持ちを思い出せるように、ここに書き記しておきます。メモとして書くので見出しとかはありません。

 大学生から社会人の現在まで、第一の趣味と言えばデレマスでした。デレアニから入って、多田李衣菜のPとなりました。人生で最も時間のある大学生生活をほぼデレマスだけに費やした結果となり正直他の道もあったかなと思わなくも無いですが、それまで無趣味人間だった自分にとってははっきり好きだといえることができ、生きがいになっていたのは間違いないです。

 これまで何十回とライブに行っていて、正直内容を覚えていない公演も多々ありますが、他コンテンツも含め、人生初ライブだったデレ6thで見た多田李衣菜の姿は鮮明に覚えていますし、今後も忘れないでしょう。
 あの頃、声優さんのことは分からないながら、間違いなく多田李衣菜の声が数万人が見ているナゴヤドームのセンターステージから聞こえてきていました。次のライブからは多田李衣菜役の青木瑠璃子さんとして見ていましたが、6thのあの時だけは唯一、多田李衣菜が実在するんだと感じました。6thの公演は円盤も見ていないので完全に自分の目で見た記憶が今もそのまま生きています。
 そして、10thファイナルでトワスカを一人歌っている青木瑠璃子さんの姿を見たとき、心の底から多田李衣菜Pで良かったと同時に、青木瑠璃子さんにもお疲れ様と、いままでありがとうという気持ちを持ちました。直感的に、これから先多田李衣菜がデレマスアイドルのなかでフォーカスされることは無いなと感じたからです。

 ここからは、私の備忘録になります。デレマスから離れても、今の気持ちを思い出せるようここに書き記しておきます。

 なお、多田李衣菜については、全てのデレマスアイドルの中だとかなり優遇されているというのは承知しています。ただ、それを踏まえて担当Pとして書きます。他の担当の方からすると不快に思われたらすいません。

 自分が多田李衣菜Pになったのはカバーソングである「悲しみをやさしさに」をたまたま耳にしたからです。私の少年時代は、NARUTOがとても好きだったので、関連曲を調べているときに存在を初めて知りました。アイマス自体に触れたのもこれが最初だったと思います。その後、李衣菜が出ている「アイドルマスターシンデレラガールズ」がアニメをやるということで視聴しました。
 正直、アニメでの李衣菜の扱いには少し不満もありました。Asteriskで扱われる際はみく側にフォーカスされることが多かったからです。それでも、魅力的なアイドルであることには変わりなく、無事担当となりました。
 その後は、デレステをほどほどにプレイしつつ他のアイドルにも惹かれて担当を増やしつつ、日々を過ごしていました。そんな中、デレマスのライブとやらが愛知県で開かれるという情報を聞きました。愛知県なら比較的近いので日帰りで遊びに行く感覚で参加できます。そんな経緯で人生初ライブに参加しました。その時の感想は既に述べたとおりです。
 その後もデレステをプレイする日々が続いていましたが、李衣菜は中々イベ報酬にもならず、モチベは徐々に下降していきました。
 
 そんな中、7thライブツアーが発表され、大阪公演は生バンドでロックがテーマでした。これは李衣菜のための公演では?と気合いを入れていましたが、結論から言うと李衣菜Pとしては少し不完全燃焼でした。(公演自体は最高でした。贔屓目無しに参加したライブの中でどれが一番かと問われると、恐らく7th名古屋か大阪のどちらかになると思います。)
 まず、公演前にデレステでテーマソングのイベがありましたが、李衣菜は報酬ではありませんでした。メンバーにいるのは大前提として、当然報酬になるものと思っていたのでイベを走る準備をしていたのですが、拍子抜けしてしまい、結局走りませんでした。
 そして公演自体ですが、アニメから入った李衣菜Pとしては神としか言いようのないものでした。ただ、李衣菜Pでない人にも感想を聞いたときに李衣菜の名前が出てくるレベルのものを想像しており、7th名古屋でのとんでもサプライズがあったため何かとんでもないことを李衣菜がやると勝手に期待していましたが、実際は星輝子が最後に紅をカバーし、全てを持って行きました。
 自分が期待しすぎていただけなのですが、李衣菜自体、良くも悪くもデレマスの中では比較的普通のキャラ付けがされておりあまり目立つことするタイプではないためこのライブが一世一代のチャンスと思っていたところ、悔しかったです。
 
 そんなこんなで複雑な感情を抱きながら、コロナ禍に突入しました。10thツアーについては当時のコロナへ恐怖心もあり、愛知公演以外は見送っていました。李衣菜含めて、担当が出演する公演もありましたが、当時の情勢下では仕方なかったので、参加しなかったこと自体に後悔は全くありません。(コロナはクソです)
 そしてファイナルの開催が発表されました。これは流石に行くぞ!ということで参加しましたが正直このライブでも李衣菜が目立ったり、ましてやソロを歌うなんてないだろうと思いながら参加しました。これも既に述べましたが貴重な1曲の枠を李衣菜一人に割いてもらえるとは思わなかったので、心から李衣菜Pでよかったと感じました。
(正直なところ、トワスカがランキング入りしてた理由は観客席の演出が7割くらい占めてる気がしたので純粋に李衣菜の魅力ではなく少しモヤついたのは事実ですが、とはいえこの演出を作り上げてきた先人達と、歌い続けてきた青木瑠璃子さんに感謝しかありません。)

 最初のほうで述べましたが、今後李衣菜がライブで目立つ機会はもうこないと思っています。デレアニは過去の産物となり、その頃に李衣菜含めアニメメンバーは多くの出番を貰っているため、贅沢をいうつもりはありませんが、新規追加アイドル組や、ボイス新規組であったりを見ていると、寂しいものです。
(ユニクス、特にあきらは大好きですので李衣菜Pではない視点からすると供給が多くて助かります。)
SOLもテーマ的には李衣菜っぽかったし、実際、曲では参加していましたが、ライブ出演者にはいませんでした。
 
 青木瑠璃子さんは初期の頃から、かなりの数ライブに参加して頂いていたので、最近あんまり出てこないこと自体は全く不満はないです。李衣菜については10thでお疲れ様でしたという気持ちに自分もなっていたので、むしろ今回のライブに来てくれただけで感謝しかありません。
 どんどん新しい声優さんが出演してきますが、元々声優さん自体にはあまり興味がなく、社会人になりライブ以外のコンテンツを追い切れていない自分には最近のライブは知らないことが多く、多額のお金を使いライブに参加しながら、100%楽しめているとは言い難いためもうこれ以上追いかけることは出来ません。
 このあたりでいったん距離を置いて、何年後か分かりませんがまだシンデレラのライブに行く元気と、いけるような環境に自分がいれば参加するとは思いますのでここで一区切りとしたいと思います。


 あわよくば、7th以降、コロナ禍が訪れずあの頃のコンテンツの勢いそのまま10周年ファイナルまで駆け抜けるシンデレラガールズの姿を見てみたかった・・・
 そうすれば切りよく10thで自分は終わっていたはずなのにコール禁止と、コロナ禍にライブへ参加するという負い目を抱えながらのライブ参戦は成仏しきれず、いままでズルズル来てしまったのです・・・