タイムスリップしているように感じられる本【売春島/高木瑞穂】
年に一度の会社の社員旅行は苦痛だった
宴会のコンパニオンといちゃつく同僚、コンパニオンと同じように踊らなきゃいけないダンス。他に女性がいなかったので、私も何故かコンパニオン側。そのうちにゴルフ旅行にしたいからゴルフを始めろだの言われて、嫌だと言えなかったあの頃、楽しい思い出は全くありません。今なら、「部長がスカートはいて化粧して会社来るならやってもいいっすよー」くらいは言えただろうに。会社の社員旅行は苦痛でした。そんな日を思い出しながら読みました。
賢島のサミットの話も出てきて、そんなに昔の話じゃない
田舎と都会を比べると、特に昭和のバブルの頃は田舎は10年遅れていると感じていました。仕事でも田舎と都会では感覚が10年は違うと思っていました。
いつからでしょう。それほど差を感じなくなりました。インターネットの力ですね。
だけど、日本には、未だにタイムスリップしたような土地に出会す時があります。
そんなことを思い出す本でした。
この島はどうするのだろう
私は渡鹿野島に行ったことがないので、この島の本当の魅力はわからないです。
ハートの島は、恋愛を卒業した私には魅力とはならないので、それだけでは行きたいと思わないですしね。
贅沢な富裕層のリゾート地しか思い浮かばないです。
その発想が昭和でバブル、思考が古い…
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