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対人恐怖症の克服方法

対人恐怖症とは過去の人間関係の失敗に
より人と接するのを恐れるようになった
症状。社交不安症ともいう。

さまざまな種類があるが、
代表的なものは以下のとおり。

・赤面(せきめん)恐怖
 緊張して顔が赤くなること
 
・醜形(しゅうけい)恐怖
 見た目を過度に気にすること

・視線(しせん)恐怖
 自分や相手の視線が気になること

自分が相手から傷付けられる恐怖と
自分が相手を傷付ける恐怖がある。

今回は過去の人間関係の失敗により
上手く人とコミュニケーションを
取れなくなり苦しんでいる人向けに
対人恐怖症の克服方法を取り上げる。

1 過去の良い思い出を振り返る

対人恐怖症の人は、過去の人間関係
の失敗によりトラウマを抱えている
人が多いので、まずは過去の良い
思い出を振り返ることが大切。

それにより、人生は悪いことばかりで
はなく捉え方によって前向きに生きて
いけると少しでも感じることができ、
心身ともに体調が整います。

どんな小さなことでもいいので、
これまでの経験で楽しかったこと、
嬉しかったこと、幸せだったこと
などを振り返ってみましょう。

私の例を具体的に書いてみますね。

①好きだった場所
 総合公園の池(2004年)


高校3年生のときに大学受験の勉強
のため、毎週図書館に通っていました。

その図書館は総合公園の一区画にあり、
よく勉強の合間に気分転換に池の周りを
散歩していました。

社会人になった今でも実家に帰ったとき
にその総合公園の池に寄ると、当時の
大学合格のために必死で努力していた
自分の姿が思い出されます。

すると今抱えている課題も、
「自分ならできる!」と
元気をもらえます。

写真は総合公園の池のイメージです

②好きだった音楽
 青い春(back number、2012年)

社会人4年目でとても忙しい部署に
配属になったときに聞いていた曲。

どれだけ頑張っても仕事が終わらず
毎日が深夜1時~2時のタクシー帰り
だった。

「苦しい、もう限界、勘弁して」
辛いときにこの曲を聴いて、弱った心
を奮い立たせていた。

3年間残業が多い部署を乗り越え
られたのは、この曲のおかげ。

そして、辛いと感じたときはいつでも
好きだった場所に行き、
好きだった音楽を聴くようにしています。

他にも映画やイラスト、写真など
自分の周りを「好き」で囲んで、
体調を整えることが大切です。

2 自分に理解のある人と話す

体調を整えたあとすぐに、学校や職場の人と
雑談の練習をしたり、初対面の人に積極的に
声をかけたりするのは危険です。

そこでの会話が上手くいかなかったときに、
その経験が新たなトラウマになるからです。

自分のことを否定せずに受け止めてくれる。
この人なら何でも話すことができる。
そんな人と会話の練習をしましょう。

私で良ければいつでも話をお聞きします
ので、公式LINEのチャットやTwitterのDM
にお気軽に相談してください。

やま公式LINE

やま|心の余裕は作れる
やま|心の余裕は作れる(@yama202206)さん / Twitter

3 会話術や人間関係を勉強する

体調が整い、理解のある人との会話を
楽しめるようになったら、
会話術や人間関係について
勉強してみましょう。

2の自分に理解のある人と話す過程で、
自然と会話の正しいキャッチボールや
距離感の取り方について話すことが
できれば理想です。

勉強する中で自分の特徴についても分かる
ので、学校の友人や職場の同僚、初対面の
人と話す際にどういう工夫や対策をすれば
自分は上手く話せるようになるのか。

コツコツと日々勉強していきましょう。
きっと対人恐怖症は克服できるから。

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