嗚呼、林保徳
本日1月27日は、Janne Da ArcのボーカルでAcid Black Cherryとしてソロでも活動しているyasuこと林保徳の48回目のお誕生日です。
おめでとう!!!やちゅりん!!!
いや〜私みたいなド新規がやちゅりんとかジャンヌ初期の頃のあだ名で呼ぶの死ぬほど烏滸がましい。私が2001年に生まれた時、ジャンヌはすでにメジャーデビューして2年経ってたし。当時yasuは26歳だったからなんなら親子くらい歳離れてる。
とはいえ私はyasuのことが本当に大好きです。ジャンヌは4年前に解散し、yasuは現在活動休止中なので、最近はしょっちゅう活動休止前のyasuの動画をYouTubeで漁っています。
知れば知るほど好きになる存在です。
結婚願望皆無の私に、唯一この人と一生添い遂げたいと思わせてくれたのはyasuでした。
彼が私にここまで激重感情を抱かせてくれる理由のひとつは彼が作詞した曲にあります。
今回はyasuの布教も兼ねて、yasu作詞曲について語っていきたいと思います。
~甘々曲編~
もうこれだけで婚姻届10枚は書ける。
yasuに対してガチの恋愛感情持ってたファンはかなり多かったみたいだけど、こういった歌詞見るとその理由も頷けますね。ちなみにABCの「so…Good night.」とジャンヌの「Dear my…」も聴くと保徳のジョカノになれるのでおすすめ。保徳が楽しいことも辛いこともなんでも聞いてくれて包み込んでくれます。この2曲ちょっと歌詞似てるけどね
たわいないことにもふとした仕草にも震えるほど喜びを感じてくれる人。やっぱりずっと一緒にいたいと思わせてくれる人ってこういう人だよね!
ね、私の歴代の彼氏!
~ドクズ男編~
保徳!!私のことは遊びだったの!?
甘い恋愛ソングで舞い上がってたら突然奈落の底に突き落とされた気分。でも1オタクとしてはキタキタァ!これでこそジャンヌ!という気持ちだし、なんならyasuに弄ばれたいまである。突然のドM発言すみません。
ジャンヌのシングルでいうと「ROMANCE」(Eは左右反転表記)もドクズソングですね。ABCはドクズソングではなく「優しい嘘」や「君がいない、あの日から…」のような男性の女性に対する未練を歌った曲が多いです。
また男性目線の曲よりも、男性に捨てられた女性の被害者意識を歌った曲やメンヘラソングが多い印象。次はそういった曲を紹介します。
~女性目線編~
こ、怖え〜〜〜〜〜!!!
女の怖さや執着をここまで表現できる男性歌手ってそうそういないんじゃないでしょうか。男女の切ない別れを歌った「DOLLS」(ジャンヌ)や「愛してない」(ABC)なんてこれらに比べたら可愛いもんです。「7-seven-」(ジャンヌ)、「少女の祈り」(ABC)もだいぶメンヘラ臭ある。
yasuの作詞曲では「SPELL MAGIC」の続編である「黒猫〜Adult Black Cat〜」(いずれもABC)のような強い女性が描かれることは珍しく、クソ男に狂わされる女性が描かれることがほとんどです。
yasu作詞のこういった類の曲はかなり多いので、まとめてまた別で記事を作りたいところ。
それにしても女兄弟がいないのになぜここまで女性の気持ちが理解できるんだろう。yasu自身相当濃い恋愛してきてるのかな。
あとは彼が陶酔するhydeさんの存在が大きいのでしょうか。「ダイヤモンドヴァージン」以降の恋愛ソングはhydeさんを思って作ったというエピソードもあるくらいだし。
まあこれらはオタクの勝手な憶測に過ぎませんが。
~人生観編~
人生を説いている歌詞の曲はジャンヌ時代からありましたが、ABCの活動が始まってからぐっと増えたイメージ。私利私欲にまみれた人間の醜さを歌った「ジグソー」、東日本大震災の復興支援ソングにもなっている「シャングリラ」などがそれに当たります。
「Re:birth」はyasuが病気療養中に感じたことをそのまま表現した曲ですが、歌詞に「死にたくなる」という言葉が出てきます。当時の辛い思いをストレートに描いているからこそ、この曲に共感し励まされたファンも多かったのではないでしょうか。
ジャンヌの曲では、いじめの卑劣さを被害者の視点から歌った「suicide note」や、犯罪被害者の遺族を描いたドラマの主題歌にもなった「will~地図にない場所~」、試練へ立ち向かう人を鼓舞する「WILD FANG」(歌詞はkiyoとの共作)などが挙げられます。
yasuは歌を通して聴く人の人生に寄り添い、自身の感情や人生観を表し、世に蔓延る様々な問題を訴えていました。
~世界観編~
歌詞の内容は人生観編と重なるところがありますが、「ママ」と「神」(God)というワードはyasu作詞曲に頻繁に登場します。場面場面を切り取って歌詞を作るというより、歌詞全体で1つの物語を描いていることが多い印象。ジャンヌ初期の曲は自分が表現したいことを曲に詰め込んでいるため全体的に歌詞が長いです。
yasuが描く母親(ママ)はだいたい育児放棄していて、その息子や娘は健気に母親を支えようとしたり、母親に相手にされない寂しさを抱えたりしています。子供の精神的な未熟さが表現されている曲が多いです。
「神」というワードが出てくる曲は世の中の不条理を神に対して訴える内容が多いですが、「Judgement ~死神のKiss~」では浮気相手の女性がつけたキスマークを「死神のkiss」と表現しており、自分でコントロールできない、言い逃れできないことを「神」に押し付けているようにも聞こえます。
こういった彼の独特でドラマチックな表現、私はすごく好きです。
~おわりに~
ドロドロした恋愛や心情を歌詞に表現する印象の強いyasu。
しかし彼自身はとても優しく、バンドのメンバーや自分たちのファンをとても大切にする人物でした。そういったyasuの人柄は彼が作った歌詞にも表れています。
これさ〜〜〜ジャンヌ無き今聴くとボロ泣きしちゃうよね〜〜〜
yasuが2017年に活動休止してから今年で6年。今どうしてるんだろうな。先月ZIPでDAIGOが冬の幻(ABC)を流した時、yasuと連絡取ったと言っていたから元気ではあるのかな。オタクとしては活動再開してステージに立つyasuの姿が見たいけれど、元気で生きていてくれればそれでいいという思いもあります。
48歳のyasuが素敵な1年を過ごせますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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