紡ぐ

こんにちは。ヤマです。note企画第2弾は「ZENKAIで変わった自分」です。
Project:ZENKAIが終わって、2週間が経ちました。
私は、新しい春とプロジェクトに一生懸命だった5ヶ月のギャップを感じています。そんな、ギャップを感じている心を整理したいと思います。

刺激

Projectが終わって、ギャップを感じているという事は、あの5ヶ月は刺激が多かったのだと思います。
初めて会う人・初めて考える事・物の新しい視点・言葉の言い回しなど上げ始めるとキリがない程に毎日が刺激に満ちていました

人からもらった刺激

 Projectのあった5か月間、私は毎日人と関わっていた。一番長く関わっていたのは運営メンバーと私と同じTAの皆。1人1人接し方の違う高校生をZENKAIに出来るように考えながら、日常を過ごすのはとても大変だ。運営メンバーは、TAを含めた全員をZENKAIにしようとしているのだから、イケメンすぎる。TAそれぞれ個性を生かしながら動いている姿は、とてもかっこよかった。
 私は、そんな姿を見ながら常に不安を持っていた。私は皆と肩を組めているの?高校生をZENKAIにする手助けは出来ているの?そんな不安を抱えながら皆と肩を組みたい!と頑張る気持ちで挑んでいた時もあった。
 不安と緊張が解けたのは、いつだろうか。。可笑しなヘアピンを外した時だろうか。自分を「ありのままで良い」と許せるようになった。今振り返るとヘアピンを付けていた時は、無意識に無理をしていたのかもしれない。それを見透かされたように「大丈夫」と言ってくれる人がいた。素の自分を受け入れてくれる人がいた。
 5か月だけでも、そんな人に囲まれた私は幸せ者だと思う。おかげで自分と向き合う事が出来た。「誰か」の事を真剣に考える事が出来た。許して受け入れる余白が出来た。

言葉からもらった刺激

 言葉とは、不思議なものである。暖かくて優しくて強くて気持ちを軽くしてくれる。逆も然りだけど。
 ZENKAIは、常に行動と言葉で心を動かし人を変えてきた。軽い気持ちでProjectに応募した私が、人との繋がりや関わり方、自分を哲学を持つように変わったようにZENKAIでの進化は実感した時に驚く。
 私も沢山の言葉をプレゼントされました。自分を受け入れてくれる言葉はもちろん、自分を一歩先に歩かせてくれる少し厳しい言葉も受け取りました。
 言葉によって、自分と向き合って感じた事や考えた事を言語化する難しさを感じる事が出来たし、自分をアップデートしたり再発見する事が出来ました。
 「誰か」を励ましたり背中を押す事は出来たのか自信は無い。でも、「誰か」の為になる言葉を残せるように、自分自身を含めて誰かを励ませる言葉を。私と何かを繋げられる言葉を残していきたい。

変化

夢への変化

 私の将来の夢は教員になる事だった。生徒の傍で手を差し出す事が出来る、多感で様々な事に悩む若者たちの少し先で可能性の道を示せる教員になりたかった。
 だけど、Projectに関わった事で私の夢は少し進路を変えました。今、私はスクールカウンセラーを目指しています。学校内での問題だけではなく現在の学生は学校外での問題も抱えながら生きています。そんな、生徒たちの肩の荷を少しでも軽くする為には教員という役割よりもスクールカウンセラーの役割の方が私にはあっていると感じました。また、Projectでも行ったように会話しながら探っていく、一緒に道を探していく職業としても良いのかな~と思いました。

自分への変化

 Projectで自分と向き合う・自分の心に向き合ってみる時間はとても大切な時間であり、とても濃い時間でした。
 私は、自分がどんな風に人と関わっているのか、自分が何を大切にしているのか人生観や物事に価値観について深い所まで丁寧に考える事が出来ました。
詳しいお話は、こちらのnoteに書いているのでぜひ見てみてください。

 物事の考え方について、少し変化があった。
 一つは「変化」について。ZENKAIを通して何か自分の中で変化が起こったのか、自分では分かっていない。というよりも、変化というものは、すぐに実感できるものではなく、少し先で実感するものなのかもしれない。種を植えてすぐに芽が出てきません。水と日光が欠かせない。変化も同じで、その場で実感は出来なくて、時間と経験の中で実感するのかもしれない。
 もう一つは「長所」について。長所とは、元々その人が持っているものだと思っていました。長所が多い人は、元々恵まれていると。だけど、本当は違うと感じたんです。長所とは、誰かの長所を真似し続けた結果、生まれた個性なのだと思うんです。そう考えるようになると、誰かと関わる時も、相手の長所や素敵な所に目を向けやすくなりました。

切望

 Projectが終わり、日常に戻った今。特別だった刺激はもうありません。
ですが、私自身の変化はあると思うし、皆との繋がりも切れた訳ではありません。
 正直、皆と会う時間も関わる時間も一気に減りました。ものすごく寂しいし、毎日のように皆の事を想っています。同時に、共に高め合っていける仲間として、次会う時までにさらにZENKAIになれるように頑張ろうとポジティブな気持ちを持てるようになりました。
 私は、社会福祉に興味を持つようになり、転学科も考えています。自分の興味を持つ分野を勉強する事、将来は分からないけど少し先の憧れる自分に近付けるようにかましていきたい。そして、今まで通り「誰か」の助けになれるように、笑顔を作れるように温かい背中であり続けたいです。


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