アメリカンルーレットの攻略(ダランベール法の改良)+メリットデメリット
■概要
今回プレイするのは、ボードゲームの「アメリカンルーレット」です。
単にルーレットといっても、実は様々な賭け方があり、人によって作戦も異なります。
今日の実践では、「ピラミッドシステム法」を用いてプレイしてみます。
■ピラミッドシステム法とは
ピラミッドシステム法とは、1ドルからスタートしたとして、負けたら1ドル賭け額を増やし、勝ったら1ドル賭け額を減らす変則的な賭け方の手法です。
たとえば、「偶数」に賭け続けると決めたならば、最初は1ドルで始め、負ければ2(1+1)ドル、更に負ければ3(2+1)ドル、次で勝った場合はまた2(3-1)ドルとなります。
このピラミッドシステム法を用いることで、マーチンゲール法のような大きなリスクを取らずに、コツコツと残高を増やすことが可能です。
また、マーチンゲール系の手法ではそもそも、多額の資金を用意しなければ成り立たない手法でしたが、このピラミッドシステム法であれば100ドルなどの小額資金でも実践が可能です。そういった意味で、ルーレット初心者にも取り組みやすい手法と言えます。
では、今日は1ドルスタートの黒賭けで実践してみます。
■初回20ゲームを終えて
とりあえず20ゲームほど回してみましたが、このピラミッドシステム、やはり非常に安定感が良いです。たとえ4回連続で負けが続いたとしても、賭け額はわずか5ドル。全くプレッシャーがありません。
これがマーチンゲール方なら16ドル賭けることになっています。グランマーチンゲール方なら更に必要です。
ピラミッドシステムには確かに爆発力はありませんが、心理的なプレッシャーがないことと、コツコツ積み上げていける点が評価が高いですね。
ただ、賭け方が変則的なために、集中力を欠いて賭け額を間違えないようにだけ注意が必要です。私も間違えそうになりました。。。
では、もう少し実践を続けてみます。
■大きく減ることはないが…
このピラミッドシステム、確かに安定感もあり大きな負けはないのですが、結構忍耐は必要です。マーチンゲール系の手法であれば、勝ちの回数は関係なく、マックスベットに到達する前に勝てばそれでよかったのですが、ピラミッドシステムは違います。
この手法において大事なことは、より多くの勝ちを積み重ねることがリターン増への近道です。また、連続して勝つ方がいいかと聞かれればそうではなく、とにかく勝ちの数です。
今回でいえば黒賭けなので、全体として赤より黒の方が多く出てくれれば、残高は自然に増えていきます。逆に、こんな風に黒以外ばかり出てしまうと少しずつ残高が減っていきます。
■勝ち逃げが戦略の鍵
どの手法でも同じことが言えますが、カジノで勝つには勝ち逃げが基本です。だらだら賭け続けていると集中力も落ちてきますし、ミスも増えます。
しっかり狙いを定めて、ある程度勝ったところで切り上げ、それを積み重ねることで残高が増えていきます。今回はその典型で、非常に良いタイミングで勝ち逃げすることができました。
一時は黒がほとんど出ず-25ドルというところまでいったのですが、黒が出やすくなるタイミングでどんどん巻き返すことができ、最後は+27ドルまで持っていけました。
そして、黒が集中したこともあり、今回の実践はここで終了することにしました。
■まとめ
ピラミッドシステム法は小さい資金でも実践できること、心理的プレッシャーがないことから、初心者でも再現性高く実践できると感じました。
私も今回ピラミッドシステム法を実践するのは数度目で、初めは賭け方に慣れなかったのですが、20回も賭ければすぐに慣れます。
あとは、唯一注意すべき点はやはり辞め時ですね。せっかく良い調子で残高を増やしても、最終的に減ってしまったので意味がありません。
欲を出しすぎず、毎回良いところで辞める勇気さえ持てれば、コツコツお金を増やしていけると感じました。
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