もう9月も終わりですけども
9月ももうすぐ終わりですね、、、
9月と言えば新学期、、、まぁ18禁の私が言うのもなんですけれど🥲
夏休みが終わって学校行かないと〜会社行かないと〜な時期ですよね。
そんな時期だったなってことを忘れるくらい忙しいし、そんなことを忘れてしまうくらい大人になってしまったんですけれども。。
もう乗り切れてしまった人も多いと思うのですが、今後もまだ来ます、長期休み、連休。
仕事行きたくない、学校行きたくないってなった時に、なんの支えにもならないかもしれないけどちょっと思い出して貰えたら、くらいで書いておきます。
自分の話になりますが、
小学生の頃からやってきた野球のおかげで、高校はスポーツ推薦で決まりました。
割かし古くからある女子高で、学力はさほどでしたがスポーツではなかなかの名門でした。
都心の小さい敷地内でも頑張って練習している姿に心を打たれ、私本人も色々と悩んだ末にスポーツ推薦を受け、晴れて野球部員となりました。
しかし、今思えばこれが私の地獄の幕開けだったと言っても過言ではなかった、気がします。
時代錯誤も甚だしいレベルでの上級生からのしごき、体罰、過剰なほどの練習が、入学早々に待ちわびていました。
具体的に書くのはおぞましいと感じてしまうことを、時代や私個人の精神性に委ねてしまうのは些か問題というか、多分誰でも感じるであろうおぞましさなので、皆様の想像にお任せします。
入学早々に1年生の取りまとめを任され、それも地獄を増幅させた要因でした。
夏休みには3年生の引退試合(つまり夏の全国大会)があり、試合に出ながらいつも心のどこかで「負けろ、負けてくれ」と願っていました。
そんな生活を続けて、夏休みが終わり始業式の9月1日。
駅の構内で胃の中の物を全て吐き出してしまいました。喉に残る不快感、少しずつ息が出来なくなっていく感覚に襲われ、その日は登校が出来ませんでした。
「大丈夫、大丈夫。」と自分に言い聞かせながら、それからも何とか学校にいきました。部活にも参加しました。
それでも電車や、他の部員に対しての体罰が行われている瞬間にまた息のできない感覚に襲われ続ける毎日を過ごしました。
頑張った、すごいと言って欲しいわけじゃないです。
異常なんです。こんなの。
自分の状態も異常ですし、指導とはいえ他人に暴力を振るう状態を異常だと思える危機管理能力だけは絶対に持っていて欲しい。
ガッカリされるかもしれないけど、スポ根なんか知ったもんか。暴力で死ぬ人間だっているんだから。
自分が生きていられる状態まで頑張るだけでいいんですよ。
続ける勇気があるならば辞める勇気だって必要なんです。なんのためにアクセルとブレーキが付いてるのかを考えてください。
私の場合は続けることを選んで、続けたことで得られたものも沢山あります。
だけどそれを他人に押し付けたりはしたくないし、人前に立つ以上は絶対に「死ぬ」以外の選択は応援できる自分でありたい。
続けるにしても辞めるにしても、どちらも勇気です。どちらも勇気が必要ですが、どちらをとっても私は応援します。
「辞めたい、逃げたい」と感じたのに怖くて辞められなかった結果、私はそこから数年間、思い出しては息のできない感覚に襲われる生活を続けます。こちらも克服しましたが。
辞めることをやめたから、辞めることが勇気のいる決断であることは身に染みて感じています。
どちらを取っても応援してくれる人間がこの世にはたくさんいます。
こういった経験や、感覚を持っているのが今は私だけではないからです。
もう9月も終わりますが、なにか大きなことを始める時も、なにか大きな決断をする時も、気分が落ち込んでいる時も、共感して、応援してくれる人間がいることだけは忘れずに過ごしてください。