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ベスト8を賭けて練習なし!思わぬ展開

ベスト8を賭けた試合を控えていましたが、チームのほとんどが新型インフルエンザに感染してしまいました。

それが原因で、1週間練習ができずに東北大会ベスト8を賭けた試合に臨むことになったんです。

試合が近づくにつれて、アップを始めていくと相手チームもアップをしていました。

相手チームのアップ姿を見ると、足が全員揃っていて「これはもうアップから圧倒されているな」と、みんなで共感していました。

でも、試合をするからには負けたくないっていうのが本音です。

練習を全くしていない中でも、とにかく勝つためにどうにかしたいと思いながらアップに取り組んでいました。

不安な気持ちの中、試合の時間が来てしまいました。

結局、チームの全員が練習していないからどうしようもないということで、チームでは「できることだけしっかりやろう」ということになりました。

練習していないからこそ、自分たちのできることに謙虚に向き合うことができて、とても冷静になることができたんです。

1塁までの全力疾走。
ポジションまでの全力疾走。
最後まで諦めずに打球を追う。
などのようにできることに集中して試合に臨んだ結果、なんと…!

試合に勝つことができたんです!

しっかりとした準備ができていなかったのにもかかわらず、試合に勝てた要因は「自分たちの置かれた環境にしっかり向き合うことができたから」だと思います。

普段通りであれば、勝ち上がったことに慢心してしまい、できないことまでできると思い込んでいた可能性もあります。

ここで、準備不足になってしまったことで、謙虚になることができたのかもしれません。

慢心は、本当に悪いことにつながってしまします。

自信を持つのと慢心を履き違えてはいけないです。

慢心せずに、自分の心と常に向き合えるような精神力を持ち続けることが勝ち上がっていく秘訣だと思いました。

チームスポーツだからこそ、助け合える反面、悪い影響も与えやすい、与えられやすいこともあります。

自分自身が周りにどれだけの影響を与えているのか見つめなおして
取り組んでいくことがとても大切だと思いました。

その結果、東北大会は準優勝することができ、全国大会の切符を手にすることができました。

さらに東北大会の個人の結果で、東北選抜に選出されたんです!

12月に台湾の選抜チームと戦うということで、台湾へ飛行機で出発しました!

そんな台湾で、初めての経験をしたんです…!

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