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こんなお菓子なら冬に弱りやすい腎の補強薬膳になる

時々コンビニパトロールをしています。

お菓子が止められないとお嘆きのアラフィフ世代が、誰かに「お菓子ばっかり食べて~」ととがめられたとしても、「これ、私に必要な薬膳だから食べているの。」と言えるようなものを探しているのです。

何かを取り締まるとかダメだしするためではありません(笑)

今日はコンビニではなく成城石井に行ってきました。

冬に弱りやすい腎のための食材を使ったもの

冬は寒さに弱い腎の補強をして欲しいことはいろいろな場所で書いたり話したりしています。

腎は老化に関わる場所なので、エイジングケアには一番大切な場所。

今日買ってきたのはこの3つです。

  1. オニザキの胡麻せんべい いりごまたっぷり5,000粒

  2. 胡麻煎餅 黒胡麻 国内産米使用

  3. ソフト煎り 光黒豆

お気づきの通り、黒いものばっかり!

腎のために良い食べ物の色は黒。
白と黒があれば、今の時期には黒を選んでしまうエイジングを気にする年齢のわたくしです。

今日は黒ごま、黒まめのおやつを買いました。

一つ一つご紹介して行きますね。
今日はオニザキの胡麻せんべい いりごまたっぷり5,000粒です。

オニザキの胡麻せんべい いりごまたっぷり5,000粒

こちらは黒ごませんべい、白ごませんべいが2枚ずつ合計4枚が入っていて620円。1枚155円と考えると高いと感じるかもしれません。

けど、裏を見て貰えば納得いただけるかも。
材料はシンプルに、ごま、砂糖、水あめ、ごま油、食塩 以上。
一番にごまと書いてあるので、最も多く使われている材料がごまということです。

原材料に米が使われていません。ごまを水飴などで固めているのです。

お煎餅といえば一般的には米粉に醤油などをつけて焼いたもの。
この胡麻せんべいは、米を使わずに胡麻だけを水飴などで丸く固めたものなのです。

普通の醤油味の胡麻せんべいにどれくらいの胡麻が使われているかはわかりませんが、はっきりと「いりごま5,000粒」と書かれているので、それくらいは使われているということなのでしょう。

食べると香ばしいごまの風味が口から鼻に抜けてごま好きにはたまりません。甘い味付けですが甘すぎないところがよいですね。

黒ごまと白ごまではそれぞれ栄養成分が違うのも薬膳で言うのとリンクしています。

潤わせい時は白ごま、エイジングケアと「血(けつ)」を増やしい時は黒ごまと言います。

こちらは白ごませんべい

栄養成分表示を拡大してみます。

1枚(30g)当たりのカロリーは163キロカロリーで、脂質が10.2g。

次に黒ごまを見てみると、

こちらは黒ごませんべい

栄養成分表示を拡大してみます。

1枚(30g)当たりのカロリーは159キロカロリー。
脂質は9.5gで、白ごまよりわずかですが少ないのが分かります。
鉄分は1.2mgで、白ごまの1.0mgよりこちらはわずかですが黒ごまの方が多い。

数値化すると大して変わりはないのですが、昔から薬膳で言われている潤わせたい時は白ごま、血(けつ)を増やしたい、エイジングケアしたい時は黒ごまというのはこんな感じの差で現れていますね。

ちなみに160キロカロリーはポッキーなら16本、ドーナッツなら0.7個分くらい。

一度にこれだけの胡麻を食べられるので、普段ごまをあまり食べない場合はこんなお菓子もたまには良いのではないでしょうか?

個人的には、黒ごませんべいの方が香ばしさと甘さ、オイル加減の全体のバランスが取れているように感じます。

白ごませんべいは、香ばしさはやや薄くその分オイル感が感じられます。
どちらもお好みで。
とにかくごまを食べましょう!

ごまの吸収を良くするためにはしっかり噛むこと

これだけの胡麻をおやつでたべられるなら、今日はお浸しにも納豆にもごまを使う予定がないという時に、あえて食べても良いのではないでしょうか。

ごまは粒のままで食べても消化しにくくそのまま出てしまいます。
しっかり吸収させるためには、よく噛むこと。

よく噛むことで、ごまの殻がはじけて実の中が出ることで消化されやすくなります。
そして、噛めば噛むほど胃に行く前に唾液という第一段階の消化酵素が混ざるため、より消化吸収されやすくなるのです。

この胡麻せんべいも粒のごまなのでしっかり噛んで食べると吸収が良くなります。

噛むことで歯に刺激を与える

噛むことで歯に刺激を与えることは、腎への刺激になると考えます。
腎と関係するのは、骨や歯、脳、髪、耳、足腰などです。

骨が弱ると歯も弱り、しっかり噛めないとだんだん口腔内の衛生状態も悪くなりますし、誤嚥にも繋がります。

しっかり丈夫な歯で食事をしている人は脳も活性化。

ごまと小魚のお菓子も成城石井さんには売っているのですが、今日は見かけませんでした。ご紹介できず残念。

ごまとカルシウムが豊富な小魚の組み合わせはエイジングケアにとてもよいですので。

音を出して噛むことはストレス解消になる

ストレスの多い現代人ですが、なかなか自分でストレス解消方法を見つけられない人もいます。

香りの良いものを嗅いだり、深呼吸なども良いのですが、硬いお煎餅やたくわんなどの歯ごたえの良いものを、バリバリぼりぼりと音を出して食べることもストレス解消になります。

ストレスがあるなと感じたら、お煎餅などはお上品に小さく割らず、思い切りバリバリ食べてみてください。

今日は成城石井さんでおすすめの薬膳おやつの一つ、オニザキの胡麻せんべい いりごまたっぷり5,000粒をご紹介しました。

店舗によっては、レジ横などに一枚ずつバラで購入できることもあります。
一枚ずつでお試ししたい方はバラで買ってみてください。

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この記事を書いた人
モーリー薬膳ラボ代表 簡単エイジングケア薬膳講師 森澤孝美

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