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10月に入ってもまだ30℃近い最高気温の日が続いていますが、明日からは気温が下がる見込み。

本来の季節らしくなりそうです。

この時期の特徴は、空気の乾燥と少しずつ冬に向かっていく気温の変化。

明日以降は今までのように暑さ対策をしていると、体のバランスが崩れて小さな不調から体調を崩す可能性があります。

明日以降におすすめのスーパーで買える4つのおすすめ食材のご紹介です。

  1. 長ねぎ

  2. .玉ねぎ

  3. 生姜

  4. にんにく

この4つを常備してください。

この4つは白くて辛い食材の分類になります。

乾燥に寒さが加わったら白くて辛いものを加える

秋の前半は、真夏に比べて乾燥はしているもののまだ暑さは残っていました。

今年はそれが長かった( ̄▽ ̄;)

途中で、もう涼しくなるのかと見せかけて(笑)また暑さが戻って10月まで最高気温が20℃後半ですから。

秋の前半、初秋の乾燥+暑さの時は、体を冷やすものを摂りながら潤いアップさせる、白くて辛くないものを選びます。

梨、白きくらげ、れんこん、豆腐、豆乳、長芋などですね。
梨、豆腐、豆乳などは体にこもった熱を冷ます性質と潤わせる効能があります。

れんこんは生だと強く体を冷やすとされ、調理するとそれより消化が良くなる食材です。

ここに、先ほどの白くて辛い食材を加えて調理するのが、乾燥+冷えが始まる秋の後半、晩秋の薬膳になります。

辛い食材には体を温める性質がある

長ねぎ、玉ねぎ、生姜、にんにくには体を温める性質があります。

初秋は豆腐を冷ややっこで食べても体はちょうど良く冷やされるのですが、これからは冷えすぎてしまいます。

そのため、長ねぎを多めに使って煮た豆腐や湯豆腐に長ねぎたっぷりなどがおすすめになるのです。

炒め物の時に、みじん切りにした長ねぎ、生姜、にんにくをまず油で炒めるのも意味があって、生でも身体を温めるこれらの食材を油を使って調理することにより更に熱を加えています。

もし、まだ豆腐は冷ややっこで食べたいと言うのであれば、薬味を一度炒めて醤油味にしたものを載せても良いですね。

先日レシピの公開をしたホタテと長芋のソテーにこれらを合わせても晩秋にの体には嬉しい料理です。


気をつけて欲しい摂り方

寒くなると女性は温めれば良いと思いがちです。
ですが、生のにんにくは強く体を温める熱性。

更年期以降、火照りやホットフラッシュ、手足が熱くて布団から出していないと眠れない等の人は、生ではなるべく食べないようにした方が無難です。

体の潤い成分を熱してしまい、体にこもった熱を冷ますことが難しくなり、もっと症状が酷くなるかもしれません。

特にアルコールを飲む時に、にんにくたっぷりの物を摂ると、アルコールとにんにくの両方で熱が強く体に影響します。

普段から上に書いたことの他、お肌の乾燥や粘膜の乾燥などが気になる場合は控えておきましょう。

生の生姜は食べた直後は体を温め汗を出させます。

汗で潤いを失ってしまうので、ホットフラッシュやや火照りのある人にはおすすめしません。


その後、体は冷えるので、お腹の中から温めたい時は生姜は炒めるかスープ。煮るなどの調理をした状態で使います。

これから気温が下がって来る時なので、この4つの食材の効能をうまく活用して、スープや鍋料理のように温かい状態で食べられるメニューで召し上がってくださいね。

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