肌寒い雨の日に、冷えて脚がだるい、腰痛、ひざ痛になる人におすすめのフルーツ
冷えと湿度で体調が悪くなる人がいます。
このタイプは体の中に要らない水分(私はどぶの水と呼んでいます。)があり、そのせいで冷え症になっているタイプです。
そんな人におすすめのフルーツがあります。
多くのフルーツは体を冷やす性質で良くても、温めも冷やしもしない平性なのです。
けれど、今からおすすめするのは数少ない温める性質のフルーツで、お腹を温め消化吸収を助けたり、疲労回復や湿度による関節の痛みやこわばり感におすすめのものです。
それはさくらんぼ。
冷え性の人には脚がだるくなりやすいと言う人が少なくありません。
そんな人にもさくらんぼはおすすめです。
脚がだるくなるのは、冷えた水分が下に溜まるから
東洋医学の考え方では身体に溜まった水分は、陰陽の陰になります。
「陽」が上、温かい、明るい、上昇などに当たるのに対し「陰」は下、冷たい、暗い、水の性質などになります。
つまり、「陰」であるどぶの水は脚の方に溜まりやすく、もともと冷たい性質なので、脚が冷えることになります。
そして冷えると、水巡りが悪くなるので水は停滞してむくむ。さらに冷える。というスパイラルに陥るのです。
空気中の水分が飽和状態の梅雨には、汗もかきにくく、かいても蒸発しにくいです。
すると、もともとどぶの水を溜めている人は、解消が難しくなり同時に冷えからも解放されなくなってしまいます。
腰痛、ひざ痛になるのはどぶの水が関節に溜まった状態
雨の日、梅雨に腰痛、ひざ痛になるのは、関節にどぶの水が溜まっているからです。
そして、それが冷えの原因となり、気や血の流れの妨げとなり痛むのです。
冬に雪が降る前に膝や腰が痛むのも、これです。
さくらんぼは冷えてだるかったり痛みがある時におすすめ
この時期旬のフルーツと言うと、カラダを冷やす瓜類のスイカやメロンを思い浮かべるかと思います。
でも、旬の時期は短いけれどこの時期ならではのフルーツ、さくらんぼは数少ないカラダを温めるフルーツなのです。
湿気による足腰の痛みの緩和や、カラダに溜まったどぶの水のせいで食欲不振になった時の消化吸収力を高める効果もあると言われます。
カリウムが豊富なので塩分過多でたくさん水分を摂ってしまった時のだるさの解消にも良いことが分かります。
色が濃いアメリカンチェリーは日本のさくらんぼよりアントシアニンが豊富。
抗酸化を狙うならアメリカンチェリーですね。
お弁当の隙間埋めに何か入れようと思われたら、明日以降はプチトマトではなく、さくらんぼです。
旬の食材は、きちんとその時期に必要な効能を持っています。ただし、缶詰のチェリーは砂糖で煮てあるので、この時期は特におすすめしません。
冷えて脚がだるくなったり靴下のゴムの後がついてしまう人、腰痛、ひざ痛になる人が食べると良いフルーツは、洗えばそのまま食べられるさくらんぼ。
明日からしばらくは、さくらんぼを食べて下さいね。
気温が下がる日に、体を冷やす性質の物を食べたくなったり、体に湿気を運んでしまうものを食べたくなった時は、プラマイゼロでなかったことにできる食材も一緒に食べておきましょう。
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