飲み切れなかった夏に買ったトマトジュースで作る簡単美味しいミネストローネ
寒くなったのに太るのを気にしたり朝ご飯を食べるより寝ていたいと言うお子さんに少しでもご飯を食べて欲しいお母さんはいらっしゃると思います。
でも、朝はお弁当作りがあったり自分も出勤しなきゃならず忙しい。
そんな時に便利なのはインスタント味噌汁やカップスープじゃないでしょうか?
インスタントはなるべく避けたいという方は、簡単なのでこれを試してみてください。
特に、もらったり買ったものの夏に飲み切れなかったトマトジュースが沢山ある方はぜひ!
トマトジュースで作る超簡単で美味しいミネストローネ
材料/(マグカップ1杯分目安)
市販の食塩無添加トマトジュース1本(200cc入り)、冷凍ミックスベジタブル適宜、ベーコン適宜、味噌ティースプーン軽く1杯、コショウ少々
作り方/
1.マグカップに冷凍ミックスベジタブルと5ミリ程度の幅に切ったベーコンを入れて電子レンジで温める。(600Wで1分30秒程度)ベーコンの良い香りがして来ます。
2.1のマグカップにトマトジュース100cc(1本の半分)を入れ、電子レンジで温める。(600Wで1分30秒~2分程度)
3.電子レンジから取り出したら味噌を入れよく混ぜコショウで味を調えて完成。お好みでパセリやバジルを散らして召し上がれ。
トマトの冷やさない摂り入れ方
トマトは夏野菜なので、生で食べたら体にこもった熱を冷やします。
トマトジュースも同じですね。
でも、冬にはトマトジュースがたくさん残っていたらそのまま飲むより調理するか、温める性質の食材と合わせてトマトの冷やす性質を緩和させます。
これが「なかったことにする薬膳」です。
なかったことにする薬膳についてはこちらをお読みください。
ここでは、手軽にできる調理として電子レンジを使いましたが鍋で温めることができるならそれをおすすめします。
ミックスベジタブルに玉ねぎが入っていたら、玉ねぎの温める性質と味噌、コショウの温める性質との組み合わせでトマトの冷やす性質がプラマイゼロで温めも冷やしもしない平性になると考えます。
美味しい味のポイントは味噌
ベーコンから旨みが出るのですが、実はトマトにも旨み成分が含まれるのを知っていますか?
旨みは今や「UMAMI」として世界中に知られるようになった出汁の味です。
日本人はこれを良く感じられることで有名ですが、中でもかつお出汁のイノシン酸、昆布出汁のグルタミン酸、干し椎茸のグアニル酸が良く知られています。
トマトの旨み成分は昆布と同じグルタミン酸なのです。
旨み成分はいくつか合わせるとより深い味わいになることが言われています。
そのため、ベーコンと合わせて更に美味しくなります。
また最後に加える味噌は、大豆を米や豆に麹を加え蒸したり茹でた大豆と塩を合わせて発酵させたもの。グルタミン酸・アミノ酸が豊富に含まれるため、ベーコン、トマト、味噌で合わせ出汁になっていると考えても良いでしょう。
大豆の持つ薬膳的効能であるお腹を丈夫にさせてスタミナをつけるたんぱく源であり、発酵させることで酵素の働きが加わり消化が良い形になっています。
そのため胃腸にやさしく消化されやすい植物性たんぱくです。
麹や乳酸菌(白味噌に多い)が腸内の善玉菌の餌になるため腸内環境を整えます。
その上、味噌にはメチオニンという癒し効果や興奮抑制、精神安定、血圧降下等があるとされる物質が含まれています。
最近日本人の味噌汁離れが言われますが、少しでも味噌を食べるように調味料と旨みとして隠し味的に使うことをおすすめします。
みそ汁を嫌がるお子さんにもこれなら嫌がられずに食べていただけると思います。
前日のご飯を入れたらトマトリゾット風になり、お腹の持ちも良くなりますね。
トマトの酸味は味噌で緩和されますが、苦手な場合は牛乳やチーズでマイルドにしてみてください。
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