こんな返信をしているとトラブルになるので要注意
「これから薬膳講師として頑張って行こう!」とか「今薬膳の勉強中だけど、将来は講師になりたい」と思われる方も読んでくださっているのではないでしょうか?
お問合せやお申込みがあった時の返信で、もしこんなことをしていたらトラブルになるかもしれないので気をつけてくださいね。
これから講師を目指す人にも記憶にとどめておいて欲しいです。
それは、言葉使いが丁寧であってもトラブルになる対応の仕方をしてしまうことがあるからです。
ここでは、返信の仕方一つでイメージが悪くなりトラブルになることもあるケースをお伝えします。
お問合せやお申込みのお礼無くいきなり本題に入る
お問合せやお申込みがあった時、お礼が無くいきなり本題に入っていませんか?
え?お申込みなら「この度はお申込みありがとうございます。」と返信するでしょう?と不思議に思われるかもしれませんね。
けど、こんな場合はどうですか?
●すでに満席
●自分が想定していなかったターゲットからのお申込み
●個人的に申し込んで欲しくない方からのお申込み
●お申込みだけど値切られた(笑)
●指定外の時間をリクエストする人
など
瞬間的に、断りたいという意識が働いてお問合せやお申込みのお礼が抜けることがあったら、それは会社の(個人事業主の)イメージとして考えた時にどうでしょうか?
もちろん、金額が書かれているのに値切るような人は問題外(笑)
それでも、まずは「お問合せありがとうございます。」とか「お申込みありがとうございます。」から始まるのが日本のビジネスマナーです。
会社なら、『拝啓、時下、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は、格別のご高配を賜りありがとうございます。・・・』と決まり文句がありますし。堅いけど。
この定型文は、昔ならあらかじめ印刷されていましたね。
毎回メールで打つのが大変、忘れそうというのであれば自分なりに定型文として作っておくのも一つです。
対企業なら別ですが個人対個人では『拝啓』からは必要ないと思います。
「この度はお問合せありがとうございます。」や「この度はお申込みありがとうございます。」で良いのではないでしょうか。
お断りするか、こちらの条件を飲んでもらうための文章を書くとしても、いきなりお断りから始まるのではなく、まずは興味を持ってもらい申し込んでくれたことへの感謝の気持ちを書いた方がイメージ的にも良いですね。
個人で起業していたら、受付嬢でありイメージキャラクターでもある
私が大学を卒業して新入社員研修で習ったことの中には、電話の取り方や会社に(部署に)来られたお客様の対応の仕方などがありました。
電話は、代表電話にかかるのではなく外部からダイレクトに部署にかかって来るので、電話交換手のような人はいないわけです。
一番最初にお客様と接するのが新入社員かもしれないので、厳しく教えられました。外部の方にとっては初めて接するその会社の人間だからです。
3コール以内に出てまずは会社と部署名を名乗る。
最近は、部署名の後に電話に出た個人名も名乗る会社が多いですね。
4コール目以降になってしまったら「お待たせしました 〇〇会社の・・・」の「お待たせしました。」を言うことなど、細かく言われていたものです。
当時は、単にルール、学校の決まりごとの延長のように捉えていました。
けど、社会経験を重ねるにつれ、他の会社に電話した時に対応の違いでこうも印象が違うのかと気づきました。
なかなか出ないお客様相談センター、最初に出た人が担当者を探しているのかなかなか取り次いでもらえずに待たされる。
何分も保留でやっと出たら間違えて別の人が出てしまうなど、この会社はどうなっているのだろう?って。
もう何年も前から会社の受付には、外部からのお客様を取り次ぐ女性が居なくなり、受付に内線電話があって訪問相手の内線番号を自分でコールする会社も多くなりました。まあ、昔の受付嬢は、美人で受付のプロ、対応の仕方の教育をしっかり受けた人というイメージです。
女性の見た目で部署を決めるのはどうかと思いますが、企業にしてみれば
「わが社の顔」とも言えるので、イメージ重視なのは理解できますよね。
企業のCMではスキャンダルのあったタレントは、直ぐに外されそのCMは流れなくなります。そのタレントを起用した企業にとってはかなりのイメージダウンになりますし、契約期間内にイメージダウンになるようなことをしたらそのタレントの所属事務所が違約金などを払わなければならないでしょう。
もし、離婚したカップルが仲良く家族でいるCMをそのまま使っていたら、視聴者の私達も、あらら~なぜこの人たちが出ているものをそのまま流すのかしら?と思ってしまうでしょう。
この会社は他のタレントを改めて使うだけの経済力が無いの?なんて思う人もいるかもしれませんね。
それほどイメージって大切ということです。
個人で講師をしていたら、講師であり(タレント)、イメージキャラクターであり(CM出演したタレント)会社の顔(受付嬢・電話に出た人)マネージャー、会計、営業と何役もしなければなりません。
会社なら分業なので、営業やタレントなど表に出る人だけが良いイメージで、事務方はそこまでではなくても成り立つかもしれません。
SNSやYouTube、最近ではライブ配信などでは感じよくしていても、それ以外のところで気をつけていますか?
お申込みやお問合せに対する返信もイメージに繋がる大切なものです。
その方は参加できなかったとしても宣伝や口コミをしてくれる可能性もある
残念ながら、その方とはその時ご縁が無かったとしても、興味を持ってくれた人。
どこかでご縁があるかもしれないのです。
その方は参加できなかったとしても、宣伝(SNSでシェア)、口コミで広めてくれる場合もあります。
興味を持ってくれた人はむげにはできない人です。
行き当たりばったりだとトラブルを招きます
7割くらい完成したら取り合えず一度試してみると言うのはよく言われることです。
けど、それまで自分が受けた講座やセミナーの案内文やLP(ランディングページ)※の文章に触れたことがあるでしょう。
どんな告知内容が書かれているか、わからないことがなくスムーズにお申込みしようと思える告知文は見本として取っておいても良いのでは?
ただ、日時だけしか決めず、お申込みがあったら金額を決める人はいないと思いますが、最低限は募集の前に決めておかないとトラブルの素。
そして、この人にはこう言ってあの人には別のことを言うなんてこと絶対にあってはなりません。それこそ信用問題です。
そのためにも行き当たりばったりその都度決めるではなく、最初に決めておくことをリストアップして、それに合わせて募集・告知することです。
もし、思っていない人、ターゲットでない人からお申込みがあったら、それは募集記事に問題があるのじゃないかな。
かつては私もそうでした。
自信が無くて少しでもたくさんの方にお申込みして欲しくて。
想定外の方からお申込みいただいたこともありました。
それでも最初はありがたくて受講していただきました。
けど、トラブルになるケースもなくはなかった。
対応の仕方次第では信用を落とすかもしれないし、その後の労力とダメージは大きいのです。
まずは、お問合せやお申込みの返信の定型文を作りましょう
個人で起業をして行くためには、薬膳なら薬膳の知識以外にも「伝わる」技術が必要ですし、それ以前にも、個人事業主としての必要最低限の仕組み作りが大切です。
講師として活動することは個人事業主のタレント部門にすぎません。
これ、ホントです。
マネージャー、営業、企画・・・スタッフがいてくれたら・・・(笑)
ビジネスとしての返信の仕方、まずはそこからでも整えて行きましょう。
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お申込みの仕組み作りもお伝えします。
募集の仕方やその他について個人的なご質問にはセミナーご参加の方へのアフターフォローセッション(60分無料)がご利用いただけます。
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