「ぞくっ」「ふわっ」の風邪を考察してみよう🎶
■ 体から出るサイン「ぞくっ」「ふわふわ」した感覚 -体験談-
いつものように仕事をしていたら、体が重くいつもと違う感じがして、仕事を早く切り上げ意識的に「休もう」と決めてソファで落ち着いたら、次にやってきたのが
「ぞくっ」「ふわふわ」した感覚。
風邪かな?それともインフルエンザ?コロナ?
「いつも」と違う感じがした私は、すぐに熱を測ると37度の微熱。
この「いつもと違う」感覚をキャッチするのが、まだまだうまくいかない。
私はこの感覚をいつも見逃してしまい、最初の一手のタイミングを逃してしまい風邪突入のパターンに陥ります。
今回も仕事に集中して体の声を聞き逃してしまい、休息を取り始めてから「ふわふわ」とした感覚でおかしい?に気が付づくということに。
家族には、風邪はひいたかな?と思ったらすぐに対処よ。と言いながら、いざ自分のことになると、どうもまだこの一手の感覚がつかめない自分がモドカシイ。
■葛根湯でまずは一手!
「ぞくっ」「ふわふわ」を感じたので、「葛根湯」まずは葛根湯を飲んで様子を見ることに。
今回は、タイミング的にはどうかな?と思いながらまずは最初の一手を打てたことにほっと胸を撫で下ろした私。
葛根湯はメーカーによって生薬の配合が異なるので、薬剤師の方やお医者さんのアドバイスをもとに、風邪の症状に効く葛根湯を飲むがおすすめです。
薬を飲んだら、体の強張りやぞくぞく感、ふわふわ感を観察しながら、早めに就寝。
翌朝になると、熱は下がり「ぞくっ」とする感じが消えホッとしました。
ただ、ふわふわ感が少し残っていたので、あまり無理はせずに温かい服装で一日家の中でのんびり過ごすことに。
■ 今回の風邪を、中医学の物差しで見てみると。寒邪と風邪が合わさった「風寒邪」と表現される
「ぞくっとした」や「ふわふわした」「鼻水がでた」などの症状をまとめて「風邪(かぜ)」と呼ぶ。正式には「風邪症候群」という名前がついています。
中医学では「風邪(ふうじゃ)」と読みます。
中医学では症状別に細分化した分類され、風邪・湿邪・火邪・熱邪・燥邪・寒邪と6種類に分けられてます。
(ちなみに今回の私の症状の場合は、寒邪と風邪が合わさった「風寒邪(ふうかんじゃ)=風邪と寒邪が合わさった症状)
<風寒邪の時の対処法>
熱があるのに、ゾクゾク寒気がある。
そんな症状の時には、まずはゆっくり体を休め、寒邪対策には、首を冷やさないようタオルを首に巻き、背中は湯たんぽで温め、冷やさないようにします。
この休息中にやってしまいがちなのが、「スマホ」。
休息をする時にスマホを見てしまうと、交感神経が活発になり体は休息ができないので意識して止める、もしくは時間を短くする工夫が必要とはわかっているのですが、つい見てしまったりします。
こまめな水分補給。熱が出ている時には、水分が不足するのちみちみと水分を取ることが大切なので、枕元に飲み水を置いてすぐに飲めるように準備します。
■ 風邪の際の食事
食欲がない時は別ですが、初期段階ではしっかりと栄養を摂ると、回復も早くなるので、体を温めるネギや生姜などを使った料理や、ビタミン補給ができる果物。そして良質なタンパク質が一皿で取れるカレーライスを好んで食べます。
スパイスは体の中から温めてくれ、野菜やお肉をしっかり煮込んであるので食べやすいレシピです。
■ そういえば‥。
こうやって振り返ると、3日ほど前から目の充血があり、結膜炎の前兆かな?と思っていたのも、風邪の前兆だったのだと思います。私は冬に結膜炎になりやすいので今回もまたかと軽視していました。ただコロコロ感がいつもと違うなと?と目薬を刺さずに経過観察をしていたら、風邪の症状が現れてきて、風邪の症状に目の充血って関係があるんだということを知りました。
ちゃんと体はサインを出していたのですね。
今回の風邪で改めて、おかしい?と思ったら直ちに手を撃つことで、悪化せず回復できることを学びました。今回初めて背中を温めると楽になること、目の違和感がある時には、目の疲れだけではないのだということを感じた風邪日和でした。
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