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副鼻腔炎
こんにちは。
先週から風邪になり熱は微熱ですぐに下がったものの、副鼻腔炎になり咳もひどく、頭がぼーっとしてしまい集中できず何も手につかない状況でした。
今回は自分の経験を振り返りながら次回に活かしたいと思います。
副鼻腔炎って何?
鼻の周囲にある空洞(副鼻腔)の粘膜が炎症を起こしている状態。
鼻詰まりや鼻水、頭痛・顔面痛など、色々な不快感を生じます。
副鼻腔にウィルスや細菌が感染し炎症を起こすと、目の内側の痛みを感じます。上顎洞(じょうがくどう)という頬の裏側部分に炎症が起きると、頬、鼻の周り、歯が痛くなります。
今回の副鼻腔炎の原因は、風邪(風寒邪)をひいてしまい、肺と脾の機能が低下し気の巡りが悪くなり、防衛機能が低下し鼻腔に炎症を起こしたようです。
中医学では、副鼻腔炎は「鼻淵(びえん)」と呼ばれ、肺、脾、腎の機能低下や風邪の邪気、湿邪などが原因で起こると考えられています。
中医学では以下のように考えます。
脾虚湿困: 脾の機能が弱っているため、水分代謝が悪くなり、湿邪が停滞しやすくなります。
肺気虚弱: 肺の機能が弱っているため、外邪が侵入しやすくなります。
湿 邪: 湿気が体内に溜まることで、鼻腔に炎症が起こります。
肺は鼻に開竅(かいきょう)すると言われていて、肺と鼻は深く関係しているとされ、咳がひどく肺に邪気が入ったため肺気虚になり鼻へ症状が現れたようですね。
今回は薬を飲まなくても大丈夫かな?と過信してしまい、対処が遅くなり発症して5日目で病院で漢方を出してもらいました。
ようやく席は収まりましたが、副鼻腔炎から結膜炎へと移行していきます。
長引かせることになってしまい、炎症がいまだに続いている状況で、口の中が乾き、痰や粘り気のある鼻水がでる状況から、口の渇きは収まり粘り気のある痰が肺と鼻に感じるという具合です。
副鼻腔炎時の対処法&注意点
体に炎症(火事)が起こっている時には、熱を冷ます作用のものを摂ることが大切なので、豆乳スープやトマトスープ、海藻を入れたスープなどを積極的に取るようにします。
大根や蓮根などすりおろしてスープでいただくのがおすすめ🎵
蒸しタオルで鼻の上を温め、蒸気を鼻に吸入する
蒸気が鼻の粘膜が潤い、温めることで鼻の通りがよくなります
(お風呂に入ると症状が軽減する方は、この方法が有効です)
甘いもの・アルコールは控える
甘いものは湿(粘り気・ドロドロ)を生みだすので、この時には生クリームなどではなくりんごや梨などで体を冷まし潤すもので甘みをとります。
またアルコールも血流を活発にし、炎症を悪化させるので、この時期は控えます。
面白いもので体が炎症を起こしている時、私はパンを食べたくなります。
これは小麦が体を冷ます作用があるからなのかな?と感じています。
朝はご飯に変えたのに、朝パンが欲しくなるこの頃です。
首周り・足首が硬くなるので緩める
副鼻腔炎になると首から背中にかけてかなりの強張りを感じます。
一人ではなかなかケアできないので、足裏をしっかりとケアします。
慢性の副鼻腔炎にならないために
初期に対処し、急性副鼻腔炎で改善できないと、慢性化し悪化するケースもあります。
抗生物質や抗ヒスタミン剤を使用するケースや鼻うがいを勧められることもあります。今回私は漢方薬で対処しています。
もう少し様子を見ながら経過観察していきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。