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育休中の派遣薬剤師勤務について

本日はママ薬剤師の派遣勤務関係のお話についてとなります。

タイトル通り、育休中に派遣!?そんなの出来るのって感じですよね。
育休中、親子さんがお子さんのことを見てくださる環境がある場合は、気分転換に感覚が鈍らないように働いたりもしたいですよね。

注意点も多くありますので、順を追って見ていきましょう。

○育休中に派遣勤務は出来るの?

結論:副業禁止でなければ、単発派遣などで勤務が可能です。

薬剤師さんの場合はほとんどの企業で副業禁止がされていないので、副業を出来る環境の方が多いかと思います。
私のスタッフさんでも多くはないですが、育休中に単発派遣や週1〜2回の派遣勤務をされている方がおります。


○育休中に派遣勤務をする場合の注意点

①育児休業給付金を受給するには「育休中の就業日が月に10日以下(または80時間以下)であること」を守らなければいけません。

また就業日数・時間は申告書を提出する事になります。
事前に派遣会社に育休中の旨を伝えておいてください。

② 単発派遣で働く場合は「年収500万以上/世帯年収500万円以上/学生/60歳以上の方しか勤務できない」という決まりがある。

上記の決まりは30日未満の契約に適用されます。
自分は無理じゃん、、、っと思った方もちょっと待ってください!

条件に該当しない方でも31日以上の契約を組めば、勤務は可能です。
ただ本当の1日だけなどの契約の場合は流石に31日の契約は巻けませんが、週1固定や隔週勤務などの場合は契約を巻く事もできます。
ちょっとした抜け道ですので担当営業と話し合ってください。


○産休中には派遣勤務は出来るの?

結論:出来ますが出産手当金が減額されます。

出産手当金は、勤務先から産休中に収入面をサポートするために支給されるお金となります。
その点から産休に入ってから他社で派遣などを行った場合、その分手当が減額されてしまいます。
その為、産休中にわざわざ単発派遣をする意味はありません。

出産前後は働くべきでもないので赤ちゃんと過ごされるのが一番かと思います!


○知っておくと良い事

営業マンは案外育休などの事を意外と理解していないこともあります。
申請書などの件もありますので、一番初めに話しておき、労務管理の部署に伝えてもらうようにしましょう。




以上、現状の育休中のママ薬剤師に送る記事でした〜!
関東関西ともに単発派遣も増えてきております。
お子さんの預け先の問題などもあるので、無理はされないで欲しいですが、、、
ブランクを作らず稼げる方法となりますので是非ご活用ください!



それではまだまだ寒い日が続くので、暖かくしてお過ごしくださいね。
次回記事にて〜!

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