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住居付き派遣薬剤師について

本日は住居付き派遣薬剤師の働き方や求人について書きたいと思います。


住居付き派遣は派遣薬剤師の中でも最も稼げる働き方となります。
最近の時給は3,500円〜4,000円プラスαといった感じです。
コロナ前だと4,500円〜の案件もありました!


では働き方や求人の内容、メリット・デメリットなどを見ていきましょう。

○住居付き派遣の働き方とは

名前の通り、薬剤師さんの足りていないエリアに住居(レオパレスが多い)を薬局側に借りていただいて住み込みで勤務する働き方となります。
僻地などでの住み込み勤務となる為、かなり人を選びます。


働いている方は旅行の好きな方や短期間で大きく稼ぎたい(奨学金を返すなど) の方が多いイメージです。



○求人はどんなものがある?

やはりエリアとしては中々辺鄙な所が多いです。
よく出る地域は東北・東海・九州などがメインです。



辺鄙辺鄙というとあれなので、沖縄や離島・関東近郊・関西近郊などレア地区もたまに出ます。
勿論、争奪戦になりますが。

派遣期間は物件を借りることもあり、3ヶ月契約が多いです。
稀に2週間〜1ヶ月の様な案件も出ていたりもします。
短期間の場合は私のスタッフ含め、楽しんでいかれてる方が多いイメージです。住居付き初心者にもいいですよね。
ただ最近ではレアです!



時給としては3,500〜4,000円プラスαが多いイメージです。

こちらに関しては住居付き派遣薬剤師さんが足りていないので、元々の掲示金額が高い案件でしたら、交渉の余地はあるかと思います!

ただエリアや内容が良いのに時給が高い場合は何かあったりするので、担当営業に出来るだけ確認してくださいね。


以前は4,500円などの案件もありました。
コロナでガクッと下がりましたが、最近4,500円で勤務されている方をお見かけしました。
コロナ前の水準の求人も少しは戻ってきているのだなあと驚きでした。(勿論、その派遣さんは交渉が上手い方でしたが笑)

○メリット・デメリット

やはり良い事ばかりではありません!
メリット・デメリットを加味した上で勤務の検討をしてください!


〜メリット〜

①なんと言っても短期間で稼げる!
正直、稼げちゃうので住居付き派遣から抜け出せなくなっている方も多く見かけます笑

例:「時給4,000円×160時間/月×12ヶ月=768万円」

祝日などもあるので、この通りとはいかないかもしれませんが、記載すると派遣でこの金額はすごいですよね!


②家がいらない
これは人を選びますが、私のスタッフさんは賃貸を解約して拠点を実家などにしている方がおられます。

家賃がかからない分、生活費が浮いて稼ぐ事に集中出来ます。


③趣味がある人には楽しい
旅行/スノボ/ダイビング/サーフィン/温泉などの趣味をお持ちの方が住居付き派遣勤務をされておられるケースもあります。

この辺りは本当に別れると思います。
色々な土地に3ヶ月毎などで飛び回れるのは私は羨ましいと思いますが、苦痛な人には本当に苦痛かと思います。



〜デメリット〜

①車持ちが有利
どうしても僻地の案件が多い為、車持ちの方が獲得しやすい求人が多いです。

ただ車や自転車を貸してくれたりする場合もあるので、車がないからダメということでもないです。


②レオパレスがうるさい場合がある
物件によりけりですが、基本用意いただける物件はレオパレスが多いです。
当たり外れが激しいので出来るだけ最上階・角部屋を選んでください。


③通常派遣よりしんどい場合がある
案件によりますが、通常派遣の感覚で行くと移住食が変わっている分、疲れる事が多い可能性があります。


④一人が寂しい笑
これは思いもよらないパターンかもしれませんが、一人でも大丈夫という方でも知らない土地だと寂しいとなることがあるようです。



○知っておくと良い事

ここで記載する事は住居付き派遣をするにあたって知っておくと良い事を記載します。
ただ言い過ぎると営業担当や先方企業人事に嫌がられるので注意してください。


①期間も応相談
時給が応相談なのはご存知かと思いますが、期間に関しても絶対に3ヶ月でないとダメなどではない場合もあります。

相手の困窮具合によるので一概には言えませんが、2ヶ月などに短縮できる場合もあります。

ただ先方希望より短縮するという事は、少し迷惑が掛かっている事は承知の上でお願いします。


②レオパレスは選べる可能性がある
これも多くの方が知りませんが、こちらから希望物件を出す事ができる場合があります。

人事さんが探すのが手間かと思い、こちらで見繕いましたと言うだけで、先方も悪い気がしません。

ただ常識範囲内の金額や通勤距離は必須となります。


③光熱費込みかどうか
確認漏れがちな光熱費。
契約後にスタッフ持ちだったなどもありますので、事前に確認する事をお勧めします。
光熱費がスタッフ持ちの場合は契約などもご自身で行わないといけません。


④赴任費が片道しか出ない場合がある
これも上記に似た話ですが、往復の赴任費が出ない可能性もあります。
次の移動は次の派遣先に出してもらってくださいという企業もあります。
事前確認必須です。


⑤自転車を借りれる場合がある/Wi-Fiがない場合が多い
物件から通勤距離がある場合などは自転車などを貸してくれる場合があります。

またWi-Fiがない場合が多いので、レオパレスの場合は事前に自身で別途契約しておく必要があります。





以上、住居付き派遣の記事となりました。
いかがでしたか?
メリット/デメリットありますが、多くの派遣薬剤師さんが一度は経験してみたいとお声を頂くことがあるお話です。



興味が湧いた方は一先ず1ヶ月などの案件がないか、営業に声掛けしておく事をお勧めします!


ではまた次の記事で〜!

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