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第41回 東京煉獄後語り

【悲報】メフィスト、結局出禁

第41回開催直前に「煉獄の一部の敵に減退効果が適用される不具合の改修」がお知らせされたため、一部の界隈(主に自分)ではついにメフィストの固有スキルが実装かと思われた。
しかし、蓋を開ければ今月の限定煉スキルはゲーデの固有スキル復刻とオシリスの固有スキルの新規実装であった。

また、上方修正により氷結貫通を得たフロストエースの進退も煉獄民(主に自分)の中で話題となった。
同タイミングの上方修正で物理貫通を得たファフニールは電撃煉獄で出禁となったのだが、フロストエースは固定ボスなので最悪のパターンも予想された。
結果としては東京煉獄初の旧約仕様(スキル名に「旧約」が入った上方修正前の効果)で続投となり、同時に何故か敵メタトロンのシナイの神火も旧約仕様に調整された。

じゃあ破魔煉獄のボスアリスも旧約仕様(呪殺貫通無し)にしてくれよぉ!

1000層メンバー:ラクシュミシャダイプロメテウス

〇主人公(猛公剣、メタ盾)
安定の即死役。今月の限定煉スキル(ダークギフト煉、冥府の瘴気煉)は両方とも単体対象なので、雑魚戦の時短として猛公剣を採用。
猛公剣の欠点であるボス戦初手で居合一心を使用して会心を出してくれない問題に関しては、プレスが1個少なくても1キルに届くレベルの脳筋編成にすることで解決した。
盾は信頼と実績のメタトロン盾。不屈の闘志を所持しているため2圧マカラカ軸編成ならまず死ななかった。バインドボイスで遅延しつつ憎悪で殴ってくるマンセマットに対してもかなり強いため相変わらず優秀。

ただ、今気付いたが物理と呪殺も無効化する英公盾の方が良かった。
物理破魔無効により緊縛遅延ぺ天使から1ダメージも受けず、呪殺無効のおかげで魔封遅延してくるスカディからのマハムドオンにも強い。
メタ盾と比較すると魔法型ダメージの軽減効果を持たないデメリットがあるが、そもそもマカラカ軸であるためあまり関係無い。

これは明らかにプレミなので次回の呪殺煉獄では注意したい。


〇ラクシュミ(享楽する死神煉、ダークギフト煉)
魔ステータスが煉獄内1位であり、ダークギフト煉にコンセントレイトが乗らない仕様であったためメタトロンやアモンを差し置いて採用。まともに運用するのは実は初めてだったが結構強かった。
魔ステを少し削って属性相性を優秀にしたイシュタルも候補に挙がったが、今回は2圧マカラカ軸のためメンバーの属性相性を考慮する必要はほとんど無いと考えた。
さらに、速ステ的に行動順も2速になりやすいため今回はラクシュミに軍配が上がった。

火力の高い仲魔を2速に置くテクニックは時短する上でも有効である。例えば
ボスのHPを10
主人公の火力を0
仲魔Aの火力を2
仲魔Bの火力を2
仲魔Cの火力を3としたとき。

・行動順が主ABCの場合は
 主→A→B→C→主→A→Bの7手〆になるのに対し
・行動順が主CABの場合は
 主→C→A→B→主→Cの6手でHP10を削り切れる

さらに、一速の主人公が初手居合一心で会心を出せなかった場合は「プレス増加効果」を持つスキルを採用しない限り4速の仲魔は1ターンに1回しか行動できない。
呪殺非弱点ボスの中で一番耐久が高いメタトロン戦がギリギリ7手〆できるかどうかの瀬戸際だったので、2速ラクシュミの判断は正解だった。
(4速イシュタル編成だと初手会心を出せなかった時点でメタトロン戦が1キルに届かない)

分岐未来系コンテンツは主人公が1速確定の仕様なため、プレスターンと火力の計算がより重要になると再認識できる良い機会だった。つーか他コンテンツがプレスを軽視しすぎなんだよ


〇シャダイ(享楽煉、ギフト煉)
2圧枠。クトゥルーも一応試したが、マカラカ軸なのでイカの最大の強みである四属性吸収が活きない点と、「シャダイの目」による会心半プレスの無効化がエース戦にもハマると考え目玉の方を採用した(実際は打撃攻撃は9.9割回避してた)
魔ステも煉獄内6位のポジションに位置しており、もちろんイカより高い。


〇プロメテウス(享楽煉、ギフト煉)
まさかの星4採用。自身としてはβ版第3回(スフィンクス)以来の最終メンバー入りとなった。
β版第3回は事故ガチャラーマを解雇するためにスフィンクスを採用し、その瞬間1000層エンディング出禁を喰らっただけなのでちゃんと考えた上で最終メンバー入りした星4悪魔としては初である。

役割はもちろんマカラカシフトの展開がメイン。マカラカシフトをデフォ所持しているラケシスについても事故ガチャで入手する機会があったが、ラケシス程度の魔攻では敵スフィンクスに対してダークギフト煉が確定1発にならないことがあったため、より高い魔攻を追い求めてプロメテウスを採用した。
魔ステータスは煉獄内9位(イザナミと同値)の隠れインテリゴリラであり、煉スキル原作者のゲーデよりも魔攻が高い。

氷結弱点を持つため、エース戦で初手氷拳を喰らうと半プレスを稼がれて遅延になる点のみラケシスと比較した際のデメリットとなる。
実際に使ってみたところ、3積みした死神の効果で氷拳は全避けしていたので杞憂だった。

その他雑感

今月はテトラカ軸orマカラカ軸や冥府煉orギフト煉の判断に迷うシーズンだった。

テトラカ軸の場合、多くのボスや雑魚戦の1速スレイプニルに対して打撃反射が難しい。
マカラカ軸の場合、5層毎に確定で戦闘するフロストエースに対して魔法反射が難しい。
悩んだ末にマカラカ軸の方が反射できるシチュエーションが多いと判断したのだが、どちらを取っても旧約:シナイの神火やバインドボイス連打など反射できない戦闘が多かった。

冥府煉orギフト煉については増強3以上であれば会心ギフト煉よりも火力が出る(使用悪魔のステータスにもよるが)のだが、インヴェンティオ煉を採用しても増強は2カウントからのスタートとなる。
さらに、享楽する死神煉を3積みした状態だと敵が受ける打撃ダメージが合計75%増加するため、与ダメは享楽3積み会心ギフト煉≧増強5冥府煉となる。
連動効果発動による遅延度も似たり寄ったりだったため、1ターン目の総合火力を鑑みてギフト煉をメインウェポンとした。
フロストエースがギフト煉3発で沈むので判断としては正解だったと思う。

上記2点より、マカラカ軸ギフト煉メインの構築方針が決まった。
メンバー3体の継承枠が享楽煉とギフト煉で確定するため、①デフォでマカラカシフトを所持、②デフォで威圧効果を所持、③なるべく魔ステが高い非コンセ悪魔の条件を満たす悪魔を並べた結果が今の編成となる。

そこに至るまでに様々な悪魔を試用したため、使用感と解雇理由も併せて備忘録とする。

〇メタトロン(インヴェンティオ煉、冥府煉)
初速の出るアタッカーとして採用。先述の通り反射による代理人コンセが不安定なシーズンだったため解雇。
ハニエルと同時採用して旧約シナイを反射できるようにすれば汎用性も上がるかと考えたが、結局エース戦で反射ができないうえにアモンかニャルラトホテプのどちらかが採用できないと判明したため没。

〇アモン(インヴェンティオ煉、冥府煉)
元々魔防依存の攻撃を行う悪魔だったため体ステが高く、メタトロンよりも確実性の高いコンセ冥府が撃てたため使用感はそこそこ良かった。
しかし、氷結弱点を持つためテトラカ軸ならフレスベルグ、マカラカ軸ならフロストエースにそれぞれ弱点半プレスを取られてしまう点に加えて、そもそも魔法攻撃の被弾頻度が多いシーズンなせいで魔炎の息吹の防壁展開も多い。
今月は何かと遅延要素が目立ってしまったため解雇となった。呪殺煉獄との相性自体がイマイチなのかもしれない。

〇アリオク(享楽煉、ギフト煉)
以前開催された衝撃煉獄で冷酷なる死の暴風煉(物攻依存の魔法型攻撃)を最も上手く使いこなしていたのがコンセ持ちのメタトロンだったことを思い出して作成。
「魔攻依存の打撃型攻撃を最も上手く使えるのは実はチャージ持ちのアリオクなのでは?」という期待を裏切る低火力だったため解雇。
メタトロンは数多くのゲーム黎明期によく見られるバランスの良い器用貧乏ステータス配分だからこそ物攻依存スキルも使いこなしていたのだが、魔ステの低いアリオクでは同じ事は出来なかった模様。
改めて深層におけるステータスの重要性を感じる良い試行錯誤だった。


第42回の予習

第42回は物理煉獄です。直近7ヶ月で実装されたコラボキャラ以外のゴリラはミトラ菩薩、マッハ、ハリティー、アルテミスの4体。
いつもより多めだが、ゲームバランスを考慮すればどの固有スキルが煉スキル化するか見えてくるかもしれない。

以下に煉獄内での評価をまとめる。

三宝の力・煉
物理貫通を得る。緊縛・魔封・魅了・呪い無効を得る。最大HPが50%増加。
物理属性で与えるダメージが20%増加。命中率が40%増加。クリティカル率が100%増加。
後攻でバトル開始時、連動効果が発動「敵のプレスターンアイコンを1つ減少させる。(合計2つまで)」
1ターン目開始時、連動効果が発動「味方全体を会心状態にし、MPを2回復して、現在HPが最も高い味方1体に増強3カウントを与える。」
敵ターン開始時、連動効果が発動「1ターンの間、味方全体をラクカジャ+・スクカジャ+状態にする。」
自身が生存中、味方全体は次の効果を発揮「物理貫通を得て、クリティカル時に与えるダメージが20%増加し、自身が受ける攻撃のクリティカル率を50%減少させる。」

主要な状態異常(特に魅了)を無効化しつつ1威圧もできる超優秀スキル。しかし、連動効果がこれでもかと発動してしまうため採用数は少し考えたい。
デフォで魅了無効を持つシヴァ以外の2体に持たせて2威圧するのがベターか。

厳正なる拳・煉
敵単体に防壁貫通を得た物理属性の打撃型ダメージを威力250で与え、物理属性相性を2段階低下させる。
攻撃成功時、連動効果が発動「味方全体を会心状態にし、MPを2回復して、1ターンの間、ラクカジャ+・スクカジャ+状態にする。」
このスキルによるダメージは物理防御力に依存し、死亡時踏みとどまるスキルを無視する。

物防依存スキル。体ステが高い悪魔にも採用の芽が生まれる。
魅了無効をデフォ所持しているエキドナ、マリアなどが主な継承先になるだろうか。
相性低下効果はスキル使用後かつ単体のみな点に注意。2速に持たせてボスに物理弱点を付与させる戦法には使える。

赤毛のマッハ・煉
物理貫通を得る。魅了無効を得る。
自身のバトルスピードへの影響が50%増加。命中率が20%増加。
クリティカル率が100%増加。自身が死亡するとき、HP1で2回踏みとどまる。自身は会心状態でバトルを開始する。
先攻でバトル開始時、連動効果「敵全体に威嚇の霊鎖を1カウント与え、1ターンの間、味方全体をタルカジャ+状態にする。」
自身が会心状態で打撃型ダメージを与えたとき、終末戦争以外でプレスターンアイコンを消費しない。
【編成効果】
物理属性で与えるダメージが20%増加する。

壊れスキル。ディオニュソス対策である魅了無効を内蔵しているだけでなく、リベリオン状態で攻撃すればプレスターンが減少しない強力な効果も持つ。
さらに、先制しない限り連動効果演出が一切発生しないスキル内容なので3積みしても遅延にならないというお祭り具合。
タルカジャ+や編成効果は聖痕1~2個分にしかならないので無視で良い。

マッハ斬り・煉
敵単体に防壁貫通を得た物理属性の打撃型ダメージを威力250で与える。
攻撃成功時、連動効果「1ターンの間、味方全体をタルカジャ+状態にする。」「自身を会心状態にする。(1ターン中1回まで)」
このスキルによるダメージは死亡時に踏みとどまる効果を無視する。

普通。威力はゴッドハンドより高いが、連動効果がやや邪魔。
全員に赤毛のマッハ煉とマッハ斬り煉を継承すれば主人公以外プレスを消費しないゴリラ祭りが開催されるのだが、そこまでしなくても物理煉獄は1キルできる。

訶梨帝母・煉[物]
物理貫通を得る。物理属性で与えるダメージが20%増加する。
自身が生存中、味方全体は次の効果を発揮「呪い状態の敵に対して与えるダメージが40%増加する。」
自身以外の味方の行動順になったときと自身がランダム攻撃スキルを発動したとき、連動効果「敵ランダムに2~3回、防壁貫通を得た物理属性の魔法型ダメージを威力60で与え、基礎確率80%で呪い状態にする。」
このスキルで敵を死亡させた場合、その敵は復活が出来なくなる。

あたおか壊れスキル。3積みすればパス回しだけで戦闘が終わるレベルのスペック。魔法型なので狂乱の陶酔も無効。
生放送の宮本曰く、クアルンゲ・煉[電]はレア聖痕のMP消費減に適用させるために生み出したとのことなのでパッシブのコイツは[物]が付かない可能性が高いが、物理衝撃の選択属性になったところで聖痕の補正値が高い方(与ダメが高い方)の属性が自動選択されるためあまり関係無い(浅層で衝撃弱点の敵が居る場合のみ衝撃属性が選ばれる程度)

ディシプリン・煉[物]
敵ランダムに4回、残滓・防壁貫通を得た物理属性の魔法型ダメージを威力70で与える。
攻撃成功時、連動効果「味方全体のMPを2回復し、HPを20%回復させ、1ターンの間、スキルによる即死無効状態にする。」
このスキルによるダメージは死亡時に踏みとどまるスキルを無視し、敵を死亡させた場合、その敵は復活が出来なくなる。

ゴリラオブゴリラ。やはり魔法型のため狂乱の陶酔は無効。

穢れなき乙女・煉
物理貫通を得る。全ての状態異常にかからなくなる。最大HPが50%増加する。
物理属性で与えるダメージが20%増加。命中率が40%増加。クリティカル率が100%増加。
自身が受ける激昂の霊鎖を2カウント軽減する。
自身は増強を4カウント得て、チャージ・会心状態でバトルを開始する。
自身が生存中、敵全体は次の効果を発揮「クリティカル時に受けるダメージが20%増加する。」
自身の増強が1カウント以上で敵が単体対象スキルを発動したとき、このスキルを持っている悪魔が優先的に対象になる。

インフレの頂点。平然と魅了は無効化され、後攻赤毛のマッハ煉と同様に連動効果が一切発生しない。
さらに赤毛のマッハ煉と違い会心状態だけでなくチャージ効果も得られるため、3積みで全戦闘1キル余裕。

銀河烈星拳
敵単体に2回、防壁貫通を得た物理属性の打撃型ダメージを威力70で与える。
攻撃成功時、連動効果「敵全体に2回、防壁貫通を得た物理属性の打撃型ダメージを威力50で与える。」「自身をチャージ状態にし、味方のプレスターンアイコンを1つ増加させる。 (この連動効果の発動は、1ターン中1回まで)」

単体70×2→連動全体50×2の合計威力240なのでそんなに強くないと思われがちだが、チャージ&プレス増加の豪華なオマケ付きなのでダントツで壊れ。雑魚戦もボス戦もコレ1本で充分オーバーキル


編成案①
シヴァ(良さげなスキル)
ハチマン(超自然治癒)
アリオク(良さげなスキル)

物理煉獄のテンプレ周回編成。実装煉スキルのスペックがどれだけ低くても1キル余裕。煉スキル次第でアリオクは解雇可能

編成案②
自由枠(新実装の煉スキル)
自由枠(新実装の煉スキル)
自由枠(新実装の煉スキル)

インフレが酷すぎてミトラ菩薩、マッハ、ハリティー、アルテミスの内のどれかが煉スキル化した時点で採用悪魔は誰でも良いレベル。
全員がディオニュソスに強い固有パッシブを持っているので余程おかしな縛りプレイでもしない限りお祭りゲーになる。

来月煉獄は脳みそチンパンジーでも1000層余裕だ!ギフトを積みまくれ!

それでは皆さん良い煉獄ライフを~

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