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【改修】煉スキル入手率調整

2025年1月から開催の東京煉獄第43シーズンにおいて、レアスキル継承マスの発生率と煉スキルのドロップ率が上昇する調整が行われた。

お知らせの段階ではどの程度なのか分からず「どうせ体感できるかどうかも怪しいレベルだろ…」ぐらいの低期待度で侵攻を開始した煉獄民は目の当たりにする…

運営の本気を…ッ!


①とにかく赤マス。右も左もレアスキル

今回の改修でレアスキル継承マスが爆増した。もはや赤マスを踏まずに侵攻するのが困難なレベルである。
改修前は5層に1箇所あればまだ運が良い方だった(なんなら91層以降は赤マスが一切出ないシーズンもあった)が、改修後は一転。
次の層へのワクワクが途切れることは無くなったと言っていいだろう。


②止まない煉スキルの嵐。とにかく・煉・煉・煉

赤マス増加により煉スキル抽選の母数が飛躍したため、正直煉スキルのドロップ率は据え置きでも十分楽しめる…と思っていたのだが今回の改修はそれだけでは満足していなかった。
なんと抽選される5個のスキルの内、かなり高い確率で最低1個は「・煉」のスキルとなる調整が施された。とりあえず赤マスを踏めば2~3個の煉スキルが見れると思って良い。
運が良ければ抽選された5個すべてが煉スキルなんてこともある。これは改修前のドロップ率ではほぼ有り得ないと言っていい。

もはやフルハウス


③過去に実装された煉スキルの大量復刻

今回の改修で煉スキルのラインナップ自体にも調整が入った。
情報整理のため改修前の煉スキル実装法則を説明すると

・そのシーズン限定で適性属性の煉スキルが4種類実装(基本的にアクティブ2種+パッシブ2種)
・限定実装される煉スキルは、基本的に直近7ヶ月以内に実装された悪魔の固有スキルであることが多い
・直近7ヶ月以内に適性属性の固有スキルを持つ悪魔が実装されていない場合、7ヶ月前の同じ属性シーズンで実装された限定煉スキルが復刻する傾向
・直近7ヶ月以内に実装された適性属性スキルが東京煉獄のバランスを容易に破壊するレベルのスペックであった場合も7ヶ月のシーズンから復刻される傾向
・上記法則に則った「限定煉スキル」4種の他に、どのシーズンでも入手可能な「恒常煉スキル」が存在する。

…という法則だったが、これらの決まっていたパターンを全て無視する形で過去に実装された煉スキルが続々と現れるようになった。
数年前の煉スキルも多いため実用レベル未満の煉スキルも散見されるが、基本的には通常のスキルより強いものと考えてよい。

流石にコレは怪力乱神で良いが


ただし、復刻の弊害としてこれらの煉スキルは「煉スキルとして実装された当時のスペック」を維持しているため、スキル原作悪魔の上方修正が反映されていないことに注意。

例えばアドラメレクの「太陽神の威厳」は上方修正により敵全体の火炎相性低下効果を獲得したが、「太陽神の威厳・煉」には上方修正が反映されていないため相性低下効果は無い。
また、真ベルゼブブの「地獄の王」は上方修正でスキルレベルが追加されているが「地獄の王・煉」はスキルレベルが存在しない。

これらは「五行思想・煉」から続いている仕様(本家五行はスキルレベル有り、五行煉はスキルレベル無し)であり、あくまでも原作悪魔の方に優位性があるようにしておきたい狙いもあるのだろう。
真ブブは煉獄に存在しないので単に運営が調整を忘れているだけかもしれないが…

ちなみに今回の改修で数十シーズン振りに復刻した「ハンノキの王・煉」だけは例外なのか何故か威嚇の霊鎖をブン投げてくれる(スキル説明文は上方修正前のまま)
やっぱり調整忘れじゃねーか!

ユーザー有利のバグなので即修正されそう


④適性属性の煉スキルはさらに確率上昇!全部燃やせ!

煉スキルの母数が増えるにあたって、懸念事項となりそうな「欲しい属性の煉スキルが他の煉スキルに埋まってしまう」問題も予め解消されている。
火炎回なのに双刃天駆・煉やウアス・煉ばかり出てしまっては本末転倒なのだが、その辺りもしっかり調整されているらしく火炎回なら火炎属性関連の煉スキルを多めにラインナップ&確率上昇が施されているのである。

さらに、第43シーズン(火炎回)の主な火炎煉スキルは
・イラプション・煉(全体+ランダム魔法)
・慄く炎・煉(残滓、最大HP参照、緊縛付与、単体魔法)
・ソーラーフレア・煉(残滓、単体+全体魔法)
・紅蓮の手刀・煉(単体+単体打撃)
・紅蓮の狂宴・煉(単体+ランダム魔法、魅了付与)
・アステカの鼓動・煉(全体魔法、強化段階)

となっており「フェイタルバーン・煉」や「ヘルブレイズ・煉」などを意図的にリストラすることで各火炎煉スキルが上手く棲み分けされている模様。イラプションだけ見劣りする気もするが
このラインナップにフェイタルバーン・煉が混ざってしまうと正直ソレ1択になってしまうため、ここにも運営のバランス調整力が垣間見える。


⑤煉スキル以外のスキルも追加

破魔煉獄のアリス対策となる「即死無効」、燃費向上に繋がる「無限のチャクラ」、時限式だが状態異常対策の「バリアオート」なども実装された。
「ヘスペリアの巨竜・煉」、「黄金の林檎・煉」、「国津神の誇り・煉」などの上位互換スキルも本改修によりドロップするため今更感は拭えないものの、対策スキルの母数が増えたことは素直に喜ばしい。
今後は特定のボスで理不尽に連敗する可能性を最小限にできるだろう。


➅ここまでの大規模改修で何も不具合出てないの!?

上記5点の改修内容を見て、多くの煉獄民は“いつか見たあの景色”を思い出したのではないだろうか。
残念ながら今回はサバトマなどはきちんと排除されており、神経属性のアレに関しても一切ドロップが確認されていない。なんなら用途不明のプラーナ系スキルもしっかり出禁にされている。
先述したハンノキ煉以外だと、せいぜい「何故か勝利のチャクラが東京煉獄でドロップする」くらいの可愛らしい不具合しか発覚していない(現時点では)

馬鹿な・・・

ちゃんとテストプレイしたと言うのか・・・!?

・・・あ、ありえん!!


まとめ

今回の改修で煉獄民の多くが不満に思っていた煉スキル入手性問題はほぼ解決したと言っていい。
少々やりすぎな面も否めなく、逆にすぐ飽きるという意見もあるが、筆者的にはこれくらいやらないと煉獄民の人口は増えないと思っている。

来シーズン以降からラインナップや確率面については調整を重ねていく前提とも思われるため、とりあえず初手は派手に緩和しておいてから徐々に絞っていく算段なのだろう。
普段のD2は初手激渋設定からユーザーの文句を受けて緩和する流れなので、逆パターンは非常に珍しい。
(今までが激渋だったのである意味いつもの流れなのかもしれないが)

また、改修に至ったキッカケの一つとして「91層以降で煉スキルが手に入らない不具合」もあったと思われる。
筆者と一緒にブチギレてくれた深層民の皆様にはこの場を借りて感謝を申し上げたい。

ついでにユーザーの意見を汲んでくれた岩嵜氏についてもお礼申し上げます。3年前にやれ

12月になってようやく認知したっぽい

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