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フィンランドにいったおじさんの話④

翌日、たしか僕は急いで帰る用事も無いからと、2泊程宿を取っていたと思う。だからまる1日空いていて、その頃は宿も閑散期で他に宿泊者もいなかったと思う。だから食事の時や、空いている時間の時にゆっくりと話しができた。そしておじさんから驚きの提案があった。

「タクヤ君、君もフィンランドに行かないかい?」

いま思いだしても心高鳴る提案だった。そこで僕の脳みそのヒューズが弾け飛び証券会社の鬱状態から、一転フィンランドにおじさんと行く躁状態に今思えばスイッチが入った。

そうと決まれば話は早い。いったん実家の千葉に帰り、両親に事情を話し、いきいさんで再び徳島ユースホステルに戻って来る事になる。そこから思ってもいない展開に成ることも知らずに。。。。

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