【気候面から考える】屋久島移住するならどのエリアが住みやすいのか
屋久島への移住を考える際、
最初に考えるのは「どこに住むか」だと思います。
今日は屋久島に移住する場所検討の際に
お役立ていただきたい「島の気候」について
お伝えしていきます。
上空写真などで見ると分かる通り、
屋久島は、ほぼ円形をした離島です。
島の北側・南側という、
ちょっとしたエリアの違いだけで
気象環境が驚くほど変わってきます。
どんな違いがあるのかを
事前に確認しておきましょうね。
島の中央部にある山々がキー
島の中央には九州で最も標高のある「宮之浦岳」をはじめとする、山々が連なっています。
山々に雲が遮られることにより
同じ島なのに天候が違うことも多いです。
同じ島に住んでいても場所によって気候が違う、
屋久島らしい現象といえますね。
このことを踏まえて頂いたうえで、
島の東・南・北 それぞれの気候についてお話ししていきます。
※西側は主に世界遺産登録地である「西部林道」
があるので人が住める場所ではありません。
なので、解説はとくにしていません。
1⃣島の東側の気候
島の東側で気を付けるべきは冬の寒さです。
山の上にある冷たい空気が
冬の北西風によって流されてくる影響から
島の中で一番寒いエリアになります。
私も車の気温計で調べて見たことがありますが、
車を走らせていくと
平地を走っているのに３℃も
外気温が下がっていました。
屋久島では平地で雪が積もることは殆どありませんが、「永久保」などの東側のエリアだけ雨ではなく雪になることがあります。
日陰になることもあって、
雪が降ると溶けにくいです。
2⃣島の南側の気候
南風が吹くと強い雨が降ります。
海の水蒸気が高い山々を駆け上がり、
そこで雨雲が発達することから
他のエリアよりも、まとまった雨になる事が多いです
真冬になると屋久島でも北西の季節風が強く吹き荒れますが、島の南側だけはよく晴れています。
島の中央にある山々によって北西風が防がれている結果ですね。
南側の一番の特徴としては、
この真冬の温暖さだと思います。
他の場所では
真冬の寒さと、猛烈な北風、どんよりとした雨雲‥
という状況でも、島の南側だけは良く晴れて
「ポカポカ陽気」ということは良く起こります。
そのような、真冬でお温暖な気候を利用するため
島の南部では農業に力を入れています。
3⃣島の北側の気候
南側とは逆に、
真冬になると猛烈な風が吹き荒れることがしばしば。
港や空港・スーパーなど利便性の高い島の北側ですが
真冬の荒れた状態は、移住する前に
一度体験しておくことをおすすめします。
南風が吹いた際、屋久島は強い雨が降りますが、
北側の方が南側よりも雨の降りは弱いです。
屋久島移住の現地調査をする際には‥
ぜひ現地調査に来られる際には
「真冬」の状況を忘れず確認しておきましょう。
春先・雨季・真夏での気候の違いは
正直そこまでおおきなものはありません。
真冬の寒さ、強い北西風を体感したうえで
気候以外の条件を加えつつ、
移住するエリアを絞り込んでいくようにしましょう。
まとめ
同じ屋久島でも住むエリアによって「気候」が全然違います。
大事なのはこれらの気候の特徴に対して、
無理することなく住むことができそうかどうか。
もしあなたが、
「どのエリアの状況も問題なさそうだ」と、
感じたのであれば、気候の違いによるミスマッチは大丈夫かと思います。
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きちんとお考えでしょうか？
「離島生活は余計なお金を使わない」
「そもそも使う場所がない」
なんて言われていますが、
生活していれば出費ってかさみますよね。
しかも昨今、物価がどんどんあがっていますし。
お子さんがいるなら尚更、
日々の出費は本土と何ら変わらないと思います。
収入面が安定していなければ
屋久島生活の楽しみ方が半減してしまいますし、
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もし今あなたが屋久島移住を検討していて、
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こちらのnoteが参考になると思います。
よかったら目を通してみて下さい。
必ずお役に立つと思いますよ。
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移住する理由になる程の美味しさです。