屋久島に移住した人が失敗だと感じて後悔する理由とその根源対策
私が屋久島に移住して8年以上たちますが、
その比較的短い期間の中でも島を発つ人を見送ることが幾度かありました。
中には屋久島に来て1年程度で帰ってしまう人もいたりして、私はある疑問を持ち少し考えてみました。
『なにが原因で島を出ていくんだろう・・・』
『なにがミスマッチだったんだろう・・・』
『どうすればこれが起こらなかったんだろう』
本記事では屋久島に移住したあとで島を出てしまう理由と原因、そしてその対策方法についてまとめています。
理由1|気候の違いに限界を感じた
屋久島に住んでみたいと感じるタイミングは、
旅行を楽しんで非日常感を感じた後だと思います。
それだと完全に観光者目線で屋久島を見ているので、
良いところばかりに目が行きがちです。
もちろん来島時期によって気候は違います。
・・とかシーズンによって状況が変わりますよね。
もちろんそんな非日常感?をある程度見越して
移住するくらいの気持ちがある人なら全然問題ないと思うんです。
でもそれを全く想定すらしていない状態で移住してしまうと、実際にその状況を体験した時につらさを感じてしまいます。
なので失敗せず移住するためには、
1シーズンだけじゃなく、少し負荷のかかるような時期の屋久島も体験しておくのがいいんじゃないかと思います。
想定できていれば問題ないんですけど実際に体験しないと分からないことってあったりします。移住してから「失敗だった」と感じないようできることは事前に済ませておく方が安心ですね。
理由2|親の介護が必要になった
これは中高年移住者に多いケースですが、
せっかく屋久島に土地建物を買って移住したものの、
親が認知症など介護が必要になり
島を離れなければいけなくなった人を何組か見ています。
未来は誰にも分からないので仕方ないところですが、
一つ言えるのは
『屋久島暮らしを楽しむなら少しでも早い方が良い』ということ。
親の介護のケースもありますが、
もちろん自分の健康状態が悪くなって
離島するケースもありますね。
屋久島は山・海・川の自然遊びが楽しめる島です。
自身の健康状態が悪くなれば、
それらが楽しめなくなりますよね。
膝を悪くしてしまったら、
いくら登山が大好きだったとしても
楽しめなくなってしまいます。
屋久島移住は健康なうちに・・ですね。
理由3|子供のため
これは失敗とは違うかもしれませんが、
屋久島から離れる理由としては結構多いです。
屋久島にも高校はありますが、
子供の将来を考えると鹿児島市内の高校に
進学させてあげたい(もしくは自ら行きたい)、
と思う方が多いようです。
移住したての頃は、
『自然の中で子育てしたい』と思っていたものが、
だんだんと子供が成長していくにつれて、
島外に出ていく必要性を考え始める人が多いですね。
理由4|虫嫌いな人
せっかく新築で家を建てたのに虫が嫌い過ぎて、
家財道具そのままに本土に帰ってしまった人を知ってますw
この方は極端な虫嫌いだったので
レアケースだとは思いますけど、
そんな虫嫌いな方は
ちゃんとリサーチした方が良いと思います・・・虫を。
でも大体の人は慣れます!
次第に可愛く思えてきます(笑)
私も最初は抵抗のあった”アマメ”も
今では平気で手に乗せられます。
めちゃ可愛い。
なので大丈夫、
けっこう慣れでなんとかなります😊
-まとめ-
屋久島移住を失敗に終わらせないためには、
移住する前に季節を変えながら
何度かリサーチするのが大切です。
一番良いのが「体験移住」とか
「一度短期で住んでみる」という方法ですね。
屋久島で住むところが見つからない時に
検討すべき8つのことを解説した記事。
よかったら読んでみて下さい。
移住の失敗原因としてよく言われる
「自分の理想と現実とのギャップ」を少しでも埋めることを
まずはやってみて下さいね。
屋久島移住したあとの仕事、収入源については
きちんとお考えでしょうか?
「離島生活は余計なお金を使わない」
「そもそも使う場所がない」
そんなことを言われていますが、
果たしてすべてがそうでしょうか。
生活していれば出費ってかさみますよね。
しかも昨今、物価がどんどんあがっていますし。
お子さんがいるなら尚更、
日々の出費は本土と何ら変わらないと思います。
収入面が安定していなければ
屋久島生活の楽しみ方が半減してしまいますし、
お子さんにも我慢を強いることになってしまいます。
もし今あなたが屋久島移住を検討していて、
収入面について考えているのでしたら
こちらのnoteが参考になると思います。
よかったら目を通してみて下さい。
かなり役立つ情報と思いますよ。
▶屋久島移住の高いハードルと言える賃貸物件探し。
その解決方法をまとめています。
▶屋久島の水飲んだことあります?
移住する理由になる程の美味しさです。