やくのしま⑩
ヒメヒオオギズイセン(姫檜扇水仙)
風格は橙色のおてんば姫。主張が激しい。
うちでも、時々、パッと鮮やかな花を開いています。
花を乾燥させ湯に浸すと、サフランの香りがするそうです。試したことはありません。
調べると、民間薬として、「鱗茎(りんけい)(地下茎の一種)を、輪切りにしたり細かく刻んだりして熱湯を注いで飲むと、体温を上昇させる(40℃くらい)ことでガンに効く」とすぐに見つけることが出来ました。
一回量は球根、大1個を米粒大に切るか、摺り下ろして180㏄の水に入れ、弱火で沸騰したら火を止め飲みます。一日3回煎服。
体温を上昇させる???40℃???
これはしんどそうです。
もちろん、サーモグラフィーに引っ掛かるので、町内の病院、役場・支所やカフェ等では入店拒否になります。
ただ、一日三回この粉薬を飲んでも、体に合わず気分が悪くなり飲めない方もいるそうです。
アトピーにも効くらしいです。
アトピーは3日で治り、治らない方はプレボテラオリス菌を持たないためケフィアヨーグルト(10ml以上)を摂ると途端に効果が現れるそうです。
これらは、あくまでネット情報ですので、服用は自己責任でお願いします。
因みに、”抗がん剤”はもともと弱い毒(マスタードガス)の成分だそうですが、このヒメオウギスイセンには毒性はなさそうです。スイセンなのに。
でも、飲むときにアクやくせが酷いらしいので、勿論、推薦しませんよ。
佐賀県では、残念ながら、移入規制種の指定を受けており、栽培が条例で禁止されています。