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嵐の備え

屋久島の住人は雷で電気機器を故障させた経験がある場合が多いようです。
屋久島の天気は変わりやすく、時に激しい。「橋を越えれば季節が変わる」とまで言われるくらいです。

雷による電化製品の保護をする方法がいくつかあります。
①嵐になったら、家じゅうの電化製品のコンセントを抜き、電気を消す。
原始的ですが、確実に電化製品を守れます。但し、夜だと真っ暗になり、空調を止めなくてはいけません。

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②雷サージ保護機能付きの電源タップを利用する。
人によってはこのツールを使っていても、機器が故障した経験がある人もいるそうです。「雷サージ」というのは雷が落ちるときに瞬間的に高い電圧が発生して、その異常高電圧の影響で異常な過大電流が流れることを言います。

サージ付きタップ

③UPS電源を利用する。
雷サージ保護機能付きの電源タップを付けても、不意の落雷による停電でパソコン(PC)の電源が突然落ちると深刻な障害が残る可能性があります。そのため、PCの電源にはUPSを使います。UPSは雷サージ保護機能付き電源タップに電圧安定機能と簡易蓄電が備わったものと考えれば分かりやすいです。停電した際にPCの電源を落とす時間を確保することができます。

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この他、台風など、勢力が強い場合は落雷だけではなく、モノが飛んでくることを想定して、ガラスなどに目張りをします。板や段ボール、養生テープでガラスの飛散を防ぎます。

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昨今、台風が通るたび「50年に1度」と形容されることがあります。(僕が移住をして、2年連続で聞いたような気がします)
自宅が古かったり、立て付けが悪いなど、安全確保が不安な場合は近くの避難所に避難をオススメします。これは集落によってことなりますが、平野区では平野公民館となります。昨年は一夜だけ非難しました。風呂や非常食備蓄はありませんが頑丈な建物が守ってくれます。更に気を付けなくてはいけないのは、”停電”を想定することです。バックアップ電源は各自準備する必要があります。昨年度にカセットガス式の発電機が完備されましたが、使ったことがありません。

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今度、試しに発電する必要がありそうです。