平野神社大祭
平野神社は平成5年2月に建立された歴史の浅い神社です。集落民の無病息災を祈願し祭られたもので、ご神体は宮之浦の益救神社に祀られている天津日高彦火々出見命(あまつひこひこほほでみのみこと)を分祠して戴き、奉っています。
神社大祭は集落民の五穀豊穣と無病息災、発展を祈願し行われるもので、益救神社の宮司を招き、年1回、11月3日に行われます。一時期、集落の運動会と一緒に開催されたこともありましたが、諸事情により、かつて運動会が行われていた現在の11月3日に定着しました。多くの神社は、例大祭は役員のみで行うところが多くなりつつありますが、本神社は区民に呼びかけ、一緒に祭事を行っています。直会は特に改まったことはせず、献撰された御餅を皆に分け与える程度です。
当日は、麦生集落の大祭も行われるため、平野神社の大祭は午前9時から行われます。神事が行われた後に行う直会は、献撰された餅(ぜんざいにする場合もある)を食する程度であり、演芸等の余興の出し物は行われません。
因みに屋久島益救神社の大祭は、4月29日に行われます。