
初めてのハンドメイド副業で稼いだのは150円だった
人生で初めての副業はハンドメイドでした。
まぁ、そんなハンドメイドとか改まったこと言うほどの商品でもないですがね。
とにかく、自分が工作したものが売れたのでハンドメイド作家ということにしましょう!
ハンドメイド作家の基準は人それぞれかもだが私は、自分の商品が売れた瞬間からだと思う。
けどショップオーナーとなれば別かもしれない。
それは、さておき商品が売れたのは事実だ。
人生で初めてハンドメイド作品が売れたのは私が工作を初めて間もないころだった気がする。
最初から売るつもりで作ったわけじゃないんです。
私のプライベートな趣味として作ったものでした。
売るつもりがないもの。つまり、「作品」をだ。
商品は売ることを前提にして作るものだ。
けど、初めは自分の自己満足としての趣味です。
商品と作品の違いは、私はこうだと考えている。
作品
完全に同じものが作ることのできないもの。
商品
売ることを考えて、大量生産できるもの。
と、まぁ、こんな感じです。
ちなみに、私の作品は「紙で作ったゴジラ-1ジオラマ」です。
日本列島模型はその2番目にうれた。
作品を販売したわけ
自分の作品が世の中に対してどのくらいのニーズがあるか気になりました。
つまり自分の作品価値を知りたくなったからです。
私が「ゴジラ-1ジオラマ」を販売したのはゴジラ-1の映画が公開された翌年でまだ、ゴジラブームが続いていました。
ちょうどその時私の部屋に作品の置き場所がなかったので出品を考えてみました。それと同時に、自分の作品のニーズが知りたくなりました。
ゴジラのフィギュアがたくさん売れている。しかし、ジオラマは売っていない。
私はゴジラのジオラマの需要を調べるために、SNSをよく見てみたらゴジラのジオラマを製作した人の投稿には「いいね!」がたくさんついている!
私は、これで需要の有無を確認して徹底的に調べて努力をしました。
そして、私は、ゴジラのジオラマを販売することに決めました。
しかし、
今考えれば、”この人だから” というその投稿主の背景にある知名度やSNS上のヒエラルキーがあったおかげの「いいね!」かもしれない。
ここのところは、今でも曖昧です。
(努力と名乗るには大げさかしら?)
いや、大げさだった。
恥ずかしい
作品は高額にしたい
二度と同じものを作ることのできない作品は自分の生きた証として簡単には人に譲れない。
特に時間と魂をぶち込んで精を込めたのならなおさらだ。
世界中にある有名な作品を見てみると同じものはない。
人は同じものを作品として、たくさんの作っていないのです。
例えば、モナリザは1つしかない。
作者が1つしか作ってないからだ。また、すべて手作業でできているので完全に同じのもはできない。だから、高い。
でも、スマホのようにいくら実用的なものでも大量に生産できるのもは商品だ。高くない。有名な作品と比べると商品はものすごく安いことが分かる。
例が長くなりました。
私のハンドメイドに戻ろう。
そのことを、踏まえた上で正直に言うと自分の作品には、たとえ素人であろうと販売価格を高額で出品したいのだ。
この記事を読んでくだっさっている読者の皆さん、気持ちわかりますか?
心理学の研究でも人はすでに自分が持っている物を高く評価するという傾向がある。
しかも、自分が(育てた)作ったものだとこの気持ちはより高くなるというのだ。
なので、私は作品の値段を製作費用の何倍にもして販売しました。
出品した結果
私は、とりあえず「メルカリ」に出品してみました。
メルカリはハンドメイドサイトではありません。
ですが、いきなり改まってminneなどの
アクセサリー専門のオンラインショップに掲載しても、売りたい物の方向性が違う気がしたので、メルカリにしました。
価格は何と!
4000円です!
高いでしょうか?
私的にはピッタリかも。
材料はほとんどが紙なので数百円の売り上げでも「一応」黒字です。
「一応」の理由は、魂を込めたなど製作時間などの手間暇がかかっているので材料費よりも手間ひまかけた価値を加算しての結果です。
私は、ワクワクしながら売れるのを待ってました。
出品してから1週間がたちました。
結果、アクセス数は数百、コメント1つ。
メルカリ初心者なのでアクセス数が数百はすごいのかわかりません。
でも、売れてないので結果的には求めていたものではない。
しかし、1つのコメントが来ていたので嬉しかったです。
「良かった!反応はあったみたい!」
早速、読んでみました。
コメント
ほんとに紙でできているのですか?凄いです。才能を感じます。期待してます
これを読んでみてとても嬉しかった記憶があります。
少しでも、価値を理解できる人がいて工作技術が認められた気がしました。
しかし、私のブームは4日で終わりました。
この後、数か月は反応が見られませんでした。やっぱり高すぎたのかな?
そう思い、値段を安くしました。4000円から半額にしました。
しかし、それでも、結果は同じでした。
そして、この後さらにン絵下げを繰り返しました。
作品が売れないということに対する、焦りがありました。別にノルマを求められたわけじゃないのに、心の余裕がなくなりつつあります。
そして、遂に最終値下げの 「1500円」 にしました。
このとき、出品から既に半年近くの月日が経過してました。
売上は150円
最終値下げから4日、今までで値下げを繰り返してきた結果、遂に売れました。祝!

私は、
「今から発送します!」
と購入者にメールを送りすっきりした気持ちになれました。
配送の段ボールに入れて配送しました。
でも、配送作業中に疑問を持ちました。
「この大きさでは送料が滅茶苦茶、取られるんじゃないかしら?」
その予想は見事的中しました。(この記事では嬉しそうに書いてますが当時は深刻)
このジオラマは、A2サイズで巨大です。
重さは、紙なので軽いのですが場所をとるので大きめの箱が必要になりました。
やはりな。
送料は何と1200円でした。その上、メルカリから売上金10%を取られて(1500円の10%)
売上金はたったの150円でした。
しかし、たくさん値下げして売れることだけを考えていた、愚かな私にとっては売上金額はただのおまけみたいなもの。
この後、の受け取り評価のメッセージが金額の代わりとなって満たされました。
まぁ、いいや。
なぜなら、紙ですもの。ほぼ材料費0円だったし、塗料もなくなりかけのやつを使っただけです。どんぶり勘定なんのその!
従って ”「黒字」”
ハンドメイドは大変そうだけど本格的にやってみたら楽しそうだ。
この時が目覚め瞬間でした。
そう。これは、私自身のハンドメイド副業の始まり物語。
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