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VOICE創作日誌 態度のダンス

J.R.ヒメネス『プラテーロとわたし』を読んで「これをVOICE作品内で発する言葉の参考にできるのではないか?」と考えた後、越智雄磨『コンテンポラリー・ダンスの現在 ノン・ダンス以降の地平』(国書刊行会 刊)で読んでいたことで一つ思い出したことがあった。

九十年代半ば以降、ダンスがその運動性にその存在理由を見出さなくなった時、ダンスは運動(moving)をめぐる芸術から、存在(being)をめぐる芸術へと明確に転換したといえるだろう。

越智雄磨『コンテンポラリー・ダンスの現在 ノン・ダンス以降の地平』(国書刊行会 刊)
p128

今回私が作ろうとしている作品は「態度」を巡る運動ではないか?と思った。

ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーで「態度」と検索して。

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