転々暮らし 2/19 sat 酒粕の違い
昨日の酒粕話しの続き。
どの蔵のものか、でもだいぶ違いがある。酒の風味の残り具合や、やわらかさなど。
ためしたところでは〈神聖〉や〈玉乃光〉の酒粕は固くて混ぜものには不向き。その分オーブントースターの網に置いても崩れず、焼くだけでつまみになる。こんがりめに焼くと中も柔らかくなり、香ばしさとともに酒の風味が広がってくる。そして日本酒がほしくなる。
〈京姫〉の酒粕はかなり柔らかく、で、昨日言っていたオリーブオイルと混ぜる食べ方にも向いている。特に〈京姫〉はほぼほぼ板の形をなしていない。しかも日数が経つと柔らかさがましましになる。
〈富翁〉の吟醸粕と〈佐々木酒造〉の酒粕はその中間あたり。〈富翁〉はやややわらかめ、〈佐々木酒造〉はやや固め、といったところか。そのまま焼くのにもいけるし、頑張れば混ぜものをしてディップにしたり、アイスにしたりもできる。
粕汁には、溶けやすさで言えばもちろん〈京姫〉を推すが、やや酒粕としての風味が弱めなので、〈富翁〉あたりが良い気がする。もしくは板状から崩れて玉状になった〈玉乃光〉。また色々試したい。