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自爪を削るエメリーボード--プロはこう使う!!

【流通科学大学ネアカ塾イベント参加者向けの情報も掲載】
ネイルチップの削り方についてまとめています。

ネイルチップの適切な削り方や、サイズが合わなかったときの対処法について解説していきます。

①ネイルチップを自爪に当てる 
②自爪の形に合わせて余分なところを削っていく

✔ネイルチップを自爪に当ててみましょう。ネイルチップが浮いてしまうのも、サイズが合っていない証拠です。

以下、ファイルの使用法についてまとめています。

自爪を削るエメリーボードのプロの使用方法をご紹介します。

エメリーボードはステンレス、ガラス製のものなど多種多様。私が使用しているファイルは通常のボード(紙)タイプ。一時期ガラス製で半永久的に使える!と話題になった時期もありましたが、削りのスピード感を重視する私は一般的な紙製のやすりが使いやすく時短に繋がると思いました。

また粗さに関しては80グリッド、やや粗目タイプと150-180グリッドの細か目タイプの2種類を使用して削っています。粗目でざっくり整えてから150-180グリッド細かめタイプで爪のエッジ部分を滑らかに整えています。

〇持ち方

持ち方は聞き手の親指・人差し指・中指の3本持ち。4本の方が微妙に安定するのだけど安定するからこそ力が入ってしまう→削りすぎてしまう&乱暴なファイリングは爪甲縦裂症の原因になることも。持つ部分はファイルの先端を持つことでファイルの動き、しなり具合を確かめながらファイリングを行うことができます。力加減の調節が一番大切。

〇初心者こそ粗目80グリッドから練習を

じゃりじゃり削れる粗削りの80グリッド。柔らかいタッチでソフトに自爪にあてるとじゃりじゃり音ではなくしゃりしゃりっとしたソフトな音で削ることができます。つまり自分の耳で音を聞き分けながら是非練習を進めてください。正直力が入っているかどうかなんて初心者の頃はなかなか見極めがつかないもの。だからこそ粗目ファイルで音と感覚を研ぎ澄ます練習を!いかに力を抜いて手を動かすか、ストロークするかがポイントです。

〇ファイルと自爪の接合部分が見える位置で

自分がどの部分にどの角度でファイルを当てているのかをしっかりと目視できる位置で削ってください。意外と多いのがファイルの面で実際に削っている部分が見えない状態で削っている人。これは一番危険です。お客様の爪の角度を変えることで爪とファイルの接合部分を確認しながら削ることができます。

〇スピード=時短

最後は私が最もサロンワークに必要だと考える時短技術。
丁寧にゆっくりゆっくり一方向に--。も大切だけど丁寧にスピーディに!を目指しましょう。自分の聞き手のスピードと安定をいかに合致させるか、これはやはり日々練習です。最初はハンド君に爪を装着し、とにかくスクエア型にまっすぐに削れるように練習をしてください。最初はスクエア、つまり面に対して90度にファイルをあてていく練習です。

〇爪の長さを10本揃えるには?

必ず手の平側から確認をしながら削ることが大切です。背側側の確認ではなく必ず手の平側からの確認をしましょう。つまり手の平側から見て5ミリであったり3ミリであったり。お客様にも確認をしてもらいながら進めましょう。

〇エッジ部分のキューティクルの毛羽立ち気になりませんか?

いくら丁寧にファイリングをしたとしても、爪先端のエッジ部分の微妙な毛羽立ち気になりませんか?この毛羽立ち、目ではあまり確認できないのだけど触るとエッジ部分のひっかかりが気になることがあります。最後にはスポンジファイルでエッジ側に削り落とすように一方向に削りエッジもきれいに整えましょう。

〇爪の長さや形を10本整えるとなると・・


サロンワークで推奨されている目安時間は約10分です。つまり1本1分で爪の形や長さを整える必要があります。

継続は力なり。

サロンワークスタイルをご紹介させていただきましたがご自宅でセルフでされる方も是非意識して削ってみてください。

ネイルサロンに行かずとも美しい指先が実現できます♡

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