お手入れは心を整える
やくさひろです。
手には足の裏と同様に、全身のツボが集まっていると言われています。
目的に応じたツボを刺激することで、体の不調を改善することが出来ます。
足の裏と比べると、場所を選ばずにセルフマッサージ出来る点が魅力的ですね。
手を労ることのひとつに、ハンドトリートメントという手段があります。
今回は、ハンドトリートメントをすることで気持ちにどのような変化が起こるのかをお話ししたいと思います。
手を労る際、手肌を優しく撫でるだけでもリラックス効果や気分を落ち着かせる作用はあります。
しかし手のお手入れを行うときはクリームやオイルを使用するのがベター。
ハンドクリームなどを使用してお手入れすると、保湿成分が肌に浸透して手や爪を美しく保つことができます。
また、クリームやベビーオイル、ローションなど滑りが良くなるものを用意すると、肌を傷付けてしまうのを防止することが出来ます。
手は心臓から遠い場所にあるので、座りっぱなしの仕事をしている人や体をあまり動かさない人は、指先まで血液が届きにくくなり、慢性的な冷え性になりがちです。
このような時に手のお手入れを行うと、指先まで血液が循環して冷え性の改善につながります。
血行促進の相乗効果で、肩こりの改善も期待出来ます。
継続したお手入れは筋肉の張りをほぐし、疲労を回復してくれる
疲労から来るストレスの改善にもなります。
手はまた、末端にあることからリンパの流れが滞りがちです。
これは「むくみ」の原因となります。
滞ったリンパ内に余分な水分や老廃物が蓄積すると、むくみが悪化してしまいます。
そんな時、お手入れはリンパの流れを良くしてくれます。
同時に内臓のツボを刺激することで、蓄積した老廃物などを体の外へ出すデトックス効果ももたらします。
こまめなお手入れを心掛けると、より効果的です。 さらにお手入れは脳の老化防止になると言われています。
手から受けた刺激は脳に伝わりやすいためです。
認知症の予防・脳の活性化としての目的で行われることもあります。
お手入れを行うとき、好みの香りのアロマオイルなどを使用するとリラックス効果は倍増します。
香りと刺激でいつでも気軽にリフレッシュ出来るので、日頃から取り入れることで習慣にしていきましょう。