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【SDGs】ヤングケアラーズフェスティバルに参加しました!
本年10月20日(日)に横浜市野島青少年研修センターで「第1回 横浜ヤングケアラーズフェスティバル2024」開催されました。私たち薬糧開発も協賛企業として出展させて頂くことができました。
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●「ヤングケアラー」とは?
ヤングケアラーとは、「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」のことを指します。子どもが家事や家族の世話をすることは、「お手伝い」の一環であればごく普通のことと思うかもしれませんが、ヤングケアラーが担っている家事や家族の世話は、本来大人が担うと想定されていることを日常的に行うなど、その責任や負担が重いものです。それによって子ども自身がやりたいことができないなど、学業や友人関係などに影響が出てしまうこともあります。そこで、国・地方公共団体等が各種支援に努めるべき対象とされています。(こども家庭庁、政府広報オンラインHPより)
参照:ヤングケアラーの実態調査など
https://www.gov-online.go.jp/article/202312/entry-5265.html
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●ヤングケアラーズフェスティバルとは?
今回のヤングケアラーズフェスティバルは、ヤングケアラーの「やりたい」「叶えたい」という気持ちを中心し、子どもたちの生活に影響を与える社会の仕組み作りについて考え、つなごう・つながろうという趣旨のもと、開催されました。
ちなみに、、、「ヤングケアラーズフェスティバル」は、ヤングケアラー支援の先進国イギリスでは大規模に行われています。ヤングケアラーズを支援するそれぞれの地域の団体の大人達の協力で、ケアラーとして忙しい子供達がキャンプなどにも参加するそうです。その間は日常を忘れて、分かり合える仲間と一緒に思い切りエナジーチャージできるそう!
参照:介護情報メディア ケアケア
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薬糧開発サステナビリティー戦略チーム(SDGs推進チームから名称を変更しました!)も、出展者の皆様の一員として、当日会場にて百貨店英国展でも大人気の当社自慢の「オーガニックスコーン」を提供させていただきました!
スコーンはイギリスの伝統焼き菓子で、アフタヌーンティーでもお馴染みです。
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「遠く離れた異国の地にも、同じような仲間がいることを忘れないでほしい。」「世界は広いよ。この横浜の海も世界中の国と繋がっているよ。」という思いを込めました。本場イギリスの味を感じていただけましたでしょうか?
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参加した子供達もじっくりみてくれたようです!
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フェスティバルは、出展者である大人たちや来場者の家族連れの皆さんも、子どもたちと一緒になって楽しめる、シャボン玉とばしやアカペラコーラスイベントや、どんぐりペンダント作り、カプセルアート作り、野菜スタンプ作りなどのワークショップなどもあり盛りだくさんのイベントでした。私たちも仕事を忘れ、童心にかえって楽しむことができました!
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~感想~
様々な背景を持つ方々と交流ができて、とても貴重な時間となりました。
出展ブースをまわったとき、お子さんたちが積極的に声をかけてくれ、その姿から責任感の強さや自立心を感じました。ヤングケアラーのお子さん達がそれぞれ日々の役割を自然に受け止めているからこそかもしれません。でも、その印象自体は後付けで、フェスティバルの最中は、ただ、等しく元気に子供達が楽しんでいる姿が微笑ましく嬉しかったです。だからこそ、子供らしく楽しむだけの時間も持たせてあげたい、我々大人が気にかけてあげたいと感じました。
また、実行委員の勝呂様が仰っていた、「このフェスティバルは、我々が何かをしてあげる場ではなく、ケアラー同士が称えあい、日常をふと忘れられる、ほっと一息つける場であるべき。」「こういう場があることをもっと知ってもらいたいし、我々もそれのお手伝いをする。」といったお言葉が印象に残りました。
実生活の場でも、このようなイベントでも、子供たちがオープンに思っていることを言いあうことができ、それを大人たちが見守りサポートする空気感に自然となれればいいなと思いました。
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実行委員会の勝呂様、西迫様はじめ、たくさんの方々にお世話になりました。私たち薬糧開発サステナビリティー戦略チーム一同も、この「つながり」を大切にし、またの機会も是非参加させていただきたいと思います。
皆様、ありがとうございました!^^
*写真はすべて掲載許可をいただいております*
・実行委員会様のリンク
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記事作成 薬糧開発 川口