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サニーヒルズ南青山へ行ってきました

こんばんは、やくもです。

いきなりですが皆さまは一人で楽しむことができる趣味はございますでしょうか。

僕はコロナ禍に入ってから現代建築巡りを嗜むようになりました。街をひた歩き、ただオシャレな建築物をながめるというシンプルな趣味ですが、僕にとっては美術館で鑑賞するのと同じくらい楽しいものです。入場料いらずでコスパもいいし。

という訳で、今回は港区は南青山、サニーヒルズ南青山をご紹介します。台湾のパイナップルケーキ専門店とのことで、別のベクトルでも期待が高まります。

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サニーヒルズの看板。かわいい。

一体どうやって建ってるんだ

こちらの設計は隈研吾氏によるもの。国立競技場や高輪ゲートウェイ駅舎、歌舞伎座などを手がけた日本を代表する建築家です。

ちなみに、外観の独特な木組みはパイナップルがモチーフになっているとのこと。言われてみれば確かに…!

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地下1階の店舗と1階へ続く階段。外と内の境界が曖昧なのが良いね。なぜ「地下」なのかという点は建築基準法の話になり長くなるので割愛。

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1階。後述しますがおもてなしを受けることができるのがここ。

支えているのはこの複雑な木組みのみ。一度組んだら解体できない「地獄組み」という木組み手法と、大工の技術力の賜物なのだそう。6センチ角の木材を組んで建てようというアイデアも、それを具現化させる技量も何もかも規格外。人間ってすご…

満たされました

また、このお店は台湾式のおもてなし「奉茶精神」を体験することができ、実際にお茶と共にパイナップルケーキを1つ頂けるのが特徴。実際に僕も頂きました。

うんま、、、

パイナップルの餡をクッキー生地が優しく包み込むことで、上品な甘酸っぱさと表面の香ばしさが口の中で絶妙なハーモニーを奏でてくれます…んでもって頂いたお茶と合うんですわこれが…。

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都会の喧騒から一本外れ、木材のぬくもりに包まれながら頂くケーキとお茶はたまりませんな…人生のエンドロール流れ始めるんじゃないか?



という訳でサニーヒルズ南青山にて現代建築と絶品のお菓子を堪能することができました。この近辺は少し歩くだけでも奇抜で洗練された建物を拝むことができるので、探索がてらまたフラフラお邪魔したいと思います。

ってか無意識の内にお土産用ケーキ買ってたんだけども。はて…?


※当記事は7月上旬にお邪魔した際のものです。現在は感染拡大防止として店内の見学及びおもてなしは一時休止しております。

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