雨上りのシラネアオイに思うこと。
雨上がりの「シラネアオイ」。春〜初夏の山でぱっと目に入ってくる大型の美しい花です。そこそこ見ることが出来る一般的な花という印象を持っていたので、以前は全然知らなかったのですが、こちらも減少していて北海道では「絶滅危急種(vu)」となっています。危急種とは「野生絶滅の高い危険性」がある種と定義されています。
種採り農家として【種】について関心があり、そんな中で北海道では山野草の在来種がたくさん危機的状況にあることを知りました。山野草に留まらず、
生きもの全般が、
その生態系が縮小しているのが現状です。
すべては繋がっているのですから当然といえば当然で、それは、まさに知れば知るほどといったかんじなのです。
失われつつある北海道の自然は、これから良い方向に向かっていくのでしょうか。
これからの私たちの生き方にかかっていると思っています。
まだまだ知らないことが多い私には、
身近で、
あたりまえの存在だと思っていた
シラネアオイの美しい姿に
今年も出会えたことに感謝して。