【イベントレポ】病院薬剤師編✖️埼玉県薬剤師会青年部コラボ🎉採用担当・先輩薬剤師が本音で伝える 病院・クリニックの薬剤師のキャリアと野望
こんにちは！ヤクミラボの北川です🐶
12月10日に開催した、埼玉県薬剤師会青年部の薬剤師さんとコラボしたイベントのレポートをお届けします💁♀️
今回は病院で働く宮下さんと、クリニック薬剤師の逸見さんのお二人を迎えて、仕事内容ややりがいなどを詳しく伺いました！
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まずはお二人に新卒〜現在までのキャリアについて話していただきました。
宮下さんは病院薬剤師5年目。新卒より病棟業務などを幅広く経験したのちに医薬品情報室に配属。その間にもスポーツファーマシストなど、認定も取得されています。
現在は地域の薬局との連携や、ICTでの多職種連携など様々に活躍されています。1日の仕事の流れも紹介してもらい、かなり業務内容が想像しやすく薬学生さんには嬉しい内容だったと思います😆
そんな宮下さんも、配属当初は希望の病棟ではなくがっかりしたこともあったと言います。その中でもやりがいや楽しみを見つけて積極的に仕事に取り組み、やりたいことを発信していったそう。
次に逸見さんは現在クリニックで働かれているというレアな薬剤師さん。また小児アレルギーエデュケーターという資格も取得されています。
小児アレルギーエデュケーターとは、学会が認定している「アレルギー専門のメディカルスタッフ」のことで、子どもに病気や治療の理解を促したり、治療継続するための意欲を持たせる支援を行えるスペシャリスト。
逸見さんはもともと子供が大好きで、小児病棟専任として10年以上活動されていました。
そのなかで内服を嫌がる子、飲ませられずに困っている家族、たくさんのケースを見て、治療を受けたくなる働きかけができないかという思いを持ったことが資格を取得し現在の活動をするきっかけになったそうです。
お二人は薬剤師としてのキャリアを積まれ、現場では薬剤師としての業務だけではなく実習生と関わったり採用に携わることもあるということで…
今回は薬学生に向けて、実習の心得を聞いてみました👀
いちばん大事なことは、「知らないことを知らないままで帰らない。必ず学びを得る」ということ。
実習を受け入れる側も、何がわからないのか言ってもらわないと気づけない場合もあります。
せっかく現場で学べる機会。最大限に活用しないともったいないですよね。
また、就活中の学生さんへは、「やりたいことやビジョンを明確にすることが大切」といただきました。
どんなことにチャレンジしたいのか、将来の夢やビジョンをしっかり言葉にできると採用担当者にも伝わりやすく、齟齬も生まれにくいですね。
これから実習、就活をする薬学生さんはぜひ参考にしてください！
最後に、お二人から薬学生さんへメッセージをいただきました。
宮下さん
「薬剤師として、学んでいかなければならないことがたくさんありますが、その中でも自分なりに楽しんでいくことが大切だと思います。自分が楽しむことで、周りの人や患者さんをも楽しむことができると思います。」
事前のプロフィールで「誰かのQOLを上げるにために、自分のQOLを上げる」をモットーにしていると書かれていた宮下さんらしいコメントです。
仕事だって楽しめないと続けるのは難しいかも…。大変なこともありますが、自分なりに楽しむ方法を探していけると良いですね✏️
逸見さん
「私は、多様性が大事だなと思っています。現在は行政や保育士さんなど、様々な職種の方と関わっていますが、その関わりを通して、自分の立場や環境について改めて気づくことができます。また、患者さんを違う側面から見ることができ、新しい発見もあります。
ぜひ皆さんもたくさんの関わりや経験にチャレンジして、楽しんで過ごしてくださいね。」
多様な医療職の方と関わりながら医療に取り組んでいる逸見さんならではの視点のコメントです。
楽しむことを忘れず、様々な環境に飛び込むことで気づくことがたくさんあるかも💡
記事には書ききれませんが、初めて病棟に行ったときのことや印象に残っている患者さんのことについての話や、「病院と薬局どっちに就職するのが良いか…」などの質疑応答もありました。
個人的には、お二人とも「もしまた就職するなら病院薬剤師を選ぶ」と話されていたのが印象的でした。
病院薬剤師という仕事に誇りを持ち、やりがいを感じ、楽しみながら日々仕事に取り組まれているのだなぁと感じました😊
参加してくれた学生さんたちにも、仕事の魅力がたっぷり伝わっていることと思います！
今回のイベントについては、ヤクミラボに参加するとアーカイブ動画が見れますよ〜✨
将来どんなことがしたいか？どんな薬剤師になりたいか？何を大切にしたいか？…人生やキャリアのことを考えていくなかで、迷うことも多くあると思います。
ヤクミラボはそんなときに仲間と相談したり、話したりすることができる場です。興味を持っていただけたら、ぜひこちらからご参加ください🍀
今回のイベントが、参加してくれた皆さんが自分の人生について考えたり決めたりするきっかけになっていれば幸いです。
それでは、次回のイベントもお楽しみに😊
💊埼玉県薬剤師会青年部のご紹介
二人が所属している埼玉県薬剤師会青年部は、45歳未満の若手薬剤師が集まり、お互いに研鑽しあうコミュニティです。
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