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無痛分娩レポ②出産日編


計画無痛分娩を予定し、入院日3日目についに産まれました!息子爆誕!
無痛分娩がどんなものなのか、私は直前に調べまくったので、次の誰かの参考になるといいなぁと思い、出産日をレポートします。

7:15 内診、グリグリされてめちゃ痛かった
その後、バルーン装着。
バルーンは嫌なんだよなぁと思いながら。
入れてすぐ、腰の圧迫感が即効でくる。
7:21 LDRへもどる。NSTつける。赤ちゃんは元気!結局生まれるまで心拍はずっと安定。
今日は生もう、ということで1日目と同じくバルーンと促進剤で陣痛を促すことになった。
腰が痛重い。痛い。

7:49 朝ご飯きた。
痛みレベルもいきなり4/10きた。
陣痛だろこれ、、

8:03 カイロでなんとか誤魔化してる、痛みくると4/10は確実に痛い、入院3日目にして一番いたい

9:10 痛み5/10きてる、音楽かけてもらった。謎のクラシック。友達から応援連絡きてちょい元気出る。5分間隔で痛い。
痛い時は話せないぐらい。夫到着(出産までずっと立ち会ってもらえてほんとに良かった)

9:43 医師の内診。流石に今日産まれそうらしい。あと1時間で麻酔入れてくれるとのこと。ヨッシャー!麻酔っていう保険をかけててよかった。あと1時間辛抱ならいける。

12:00 麻酔科医により、背中から脊髄に硬膜外麻酔した。麻酔怖くて怖くて。足の痺れなど確認しながら医師と話しながら進行した。右足にズキンとした感覚があり、針入れ直したり。最初の針を入れるときは痛いけど、怖さの方が多かった。でもお産終わって思うけど、医師の技術を信頼してよかった、麻酔科は魔法使いであった。
麻酔の効き具合を調整するため、アイスノンで麻酔が効いてる対象部位と効いてない腕の感覚を比較しながら麻酔の調整してくれた。足の感覚はあるし、お腹の張り感もある。麻酔が効いたら痛みレベル1に。麻酔神ありがとう。突然、全てに感謝できる。子供を産む喜びすら感じられる余裕がある。麻酔科医、産婦人科医、助産師、夫、家族、友達みんなに感謝した。

12:50 麻酔により全身の力が抜けることで無駄な力が入らず、子宮口が開いてきた。この時点でまだバルーンは抜けてなかったけど(バルーンが抜けるのは子宮口4センチ)麻酔が効くと内診は全く痛くない、ほんと最高。でも、お産がこのままあんまり進まないと帝王切開の可能性も示唆されて、それは絶対に避けたいと思って祈った。

13:50 内診。バルーンが自然に抜けていた。
結果的に、バルーンが抜けてからは早かった。子宮口4センチ。アクティブチェアに座って重力を使って下に開かせるようにしていた。絶対下から今日生むって気合いが入った!
15時ごろ 医師の診察で子宮口8センチ
16時ごろ 子宮口9センチ。順調に拡大
18時ごろ 子宮口全開大(10センチ)。ここから、いきみの練習がスタート。
18時半ごろ 分娩台を変形させてお産スタート。無痛分娩だからいついきんでいいか、最初よくわからず。お腹がはって押し出される感じがあったのでそのタイミングで踏ん張った。最初はなかなかコツが掴めずに力が入らなかった。
トップの先生がたまたまいらして、対位変更のアドバイスあり。太ももの裏に手を回し、いきんだら、お尻から何かが出るって言う感覚よくわかって踏ん張ることができた。絶対に産んだる!!気合いがすごくてスポーツマンぽいとお産後に夫に言われた笑

19:32 恥骨に引っかかりなかなか出てこなかったけど、1時間位粘ってもう出るってことに!助産師さんに会陰切開され(会陰マッサージの効果はなかったか泣…)最後ににゅるるっとしたものが出てきて、それが滑り台を滑るように止まらない!それが怖くて何とも言えないような気持ちにもなった。生まれた!複雑な感情に涙が溢れた。夫も泣いていた。ほんとに最後の出る瞬間まで全然痛くなくて。例えるなら鼻からスイカを出したのに全く痛くないって不思議。

出産を終えて
1番痛かったのは入院3日目の午前中。麻酔を入れる前だった。麻酔を入れるかどうか、少し早めのタイミング(バルーンが抜ける前)に判断だったけど、結果的にそのタイミングでやっといてよかった。その後は麻酔科の先生がつきっきりになって見てくれたので、安心感が半端なかった。もし無痛分娩を希望するんだったら、麻酔科医の先生が産婦人科医とは別でいて、無痛分娩に力をいれてるところにしたほうがいい。どういう体制でお産に望んでもらえるかっていうのは、安全なお産にむけて非常に大事な判断だなと思った。もし次もあるなら無痛分娩でこの病院を希望する!

赤ちゃんは生まれた後、すごい泣いていた。ずっとずっと泣いていて、息継ぎできてるのかなって感じだった。とても元気な3210gの男の子。なんの機械にも、管も通されず、ただ横になっていた。

一方私は産んだ後しばらくハイで、しゃべりまくっていたけど急に落ちてきて、血圧が低くなってて40とかに。基本500ml出ると出血多量扱いだが、1700ml出た。(無痛は大量出血になりやすいらしく、理由がわからず病院としても課題らしい)
子宮の中が切れたみたいで何とか点滴を追加で入れて持ちこたえた。少し回復し、その後赤ちゃんを抱っこさせてもらった。暖かさや重みを感じた。これがお腹の中にずっといたんだなぁって言うことを思い出した。愛しいなぁと思った。3人家族だなぁって思って嬉しかった。

病室に帰り、夫とおにぎりを2人で食べた。鮭おにぎり。めちゃくちゃおいしかった。こんなにおいしいコンビニのおにぎりは初めてだった。
何とか祝日の前の日までに産むことができてよかった。というのも祝日になると、無痛分娩ができなくなるため。ふぅ。

出産は3日間にわたるものだったけど、無痛で無駄な体力使ってなくて、全然マラソンとか登山とかの方が辛かった。お産までは。

2日目目覚めると
お産翌朝、2日目起きてみるとお尻の穴が痛いし、大量出血で貧血のため、意外と動けず。
私はお母さんをスタートできるかなぁって思うのと、私からほんとに生まれたんだって言う不思議な感覚があった。ともかく、安全なお産がみんなのおかげでできたことが嬉しい。不妊治療から長い道のりだった。私の2023年一大イベントは終わり、また新しい幕があけるのであった。
あぁ腰が痛い。

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