(106回現役合格)僕の薬剤師国家試験勉強
先日(2021年2月)行われた第106回を受験してきました。
色々と体験記を書いている方がいる中の一つとして読んでいただければ嬉しいです。
自分がやった参考書や講座(6年)僕的役に立った順
・回数別問題集(97−105)
・必須問題集1、2
・領域別問題集(97−103)
・予備校の授業(薬ゼミ)
です。
メインは領域別問題集と回数別問題集
(とはいっても、国家試験の過去問題から主に構成されているので2つに書かれている問題は重複しています。)
少しだけ2つの特徴を書いておきます。
領域別問題集
過去に出題された問題が分野別にまとめてある
→自分の勉強したい分野の問題だけを解くことができるので苦手をつぶすためには効率がいい。
少し古い(80回代)の問題も一部収載されている
→これが意外とポイント。薬剤師国家試験は過去に出題した内容を改変しているものが多いです。なので、少し古い内容まで触れたい方はこのあたりで対策するとよいと思います。
回数別問題集
国家試験の回数別に345問が解説付きで書かれている
→通しで問題の雰囲気に慣れながら解く練習にもなりますし、解説の文章に関連する内容が記載されているのでしっかり読み込みました。
領域別問題集や青問を使う場合には、最新の回(僕の場合は104、105)が問題集に載っていない場合があるので解き忘れの内容に注意しておきましょう。
必須問題集
必須が得点できると有利に国家試験を進められるなと思い、(模試ではよくできた時でも70点くらいでした)
11月に必須問題集を購入して年内に2周くらい、本番前には解けなかった問題を中心に3周くらいしました。
必須対策として主に行ったのはこの問題集だけですが本番では9割得点することが出来ました。
かなり、マイナーな内容が出ていたり、問題数が多いので大変ですが秋以降に必須対策をするならおすすめです。
秋以降と書いたのは、一通り過去問の演習が終わっているはずであるからです。いきなり必須問題集を解いてもただ暗記をするだけであまり意味がないと思っています。
一通り、過去問演習をして問題でどんなことが問われるか分かったうえで解く方が効率が良いと思います。
大学で受講した薬ゼミの授業
薬ゼミの講座は苦手な分野の解説を聞くことをメインにしていました。
色々なゴロを提示してくれますし、図や表にして教えてくれるので、自分が覚えられていないことを確認するようにしました。
今回から完全に合格基準が相対基準になったこともあり、苦手な科目は授業でやったことはできるようになることを目標にしました。
模試の正答率は授業を受けた内容の正答率はやはり高かったです。
予備校の授業の場合、授業の内容がそのまま出題されたりすることも多いのですが。。
みんなが出来ている問題ができないということは現在の国家試験では不利になるので、苦手な分野は最低限みんなが出来ていることはできるようになることが大事です。
と、ここまで、自分の国家試験勉強法を書いてきました。
最後に自分の考えを書いて終わろうと思います。もう少しお付き合い下さい。
本末転倒かもしれませんが、
正直、勉強法なんて人それぞれです。
その中でも共通して大事だと思うことは
コツコツ、継続して繰り返すこと。
自分は、夏過ぎころから本格的に国家試験の勉強を始めて、国家試験の本番までに10周くらい問題集を解きました。
ここまでしたから大丈夫だ
と思う気持ちは本番前のあなたの強い味方になってくれるはずです。
直前期ってこういうメンタル的なところが意外と重要です。
長々と語ってきましたが、このあたりで終わりにしようと思います。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
薬剤師になったら、現場でお会いしましょう。その時は未来の薬剤師について語り合いましょうね。
では。