漠然とした不安は、隠しきれない。だから、どうしようもない。

私は、不安だ。すごく幸せな日々を送っているけれど、うまくいかない些細なことがつもりにつもって、なんだかなぁ。

加えて、今のご時世ということもあり。人肌恋しいというか、自分が自分でなくなりそうな、ホワホワした感じがしている。

考えたい、自分と向き合いたい、もっとちゃんとしたい

欲望ばっかりが思い浮かんでいるのに、体がそんなに動いてくれない。

ああ、これが五月病。そうだよ、そんな全てが順調にいくわけなんかないし、人は人、自分は自分。比べて落ち込むのはもったいない。

そういえば、好きな歌詞がある。

「苦しいときは　登ってる証拠さ」

泣いてしまいそうだなぁ。わからないけど、私、苦しかったのかもしれない。

1人でどうにかしないといけない環境で0から生活を始めて、その上高い理想を持って、モヤモヤしながら毎日過ごして。日々の中でいいところをたくさん見つけていたけれど、ネガティブな自分のことは見ないふりをしていたらしい。

体が正直でよかった。

私、いま、不安だよ。

不安でもいいよ。そんなときもある。ただ、いいところにも目を向けて、自分をしっかり甘やかしてあげよう。

完全ポジティブな友人を知っていて、私もそうなりたいと思っていた。

でも、おそらく友人とは違う、繕ったポジティブは、ときに自分を苦しめるらしい。たぶん、自分だけでなく、周りの人を苦しめることだってある。

無理しないで、ほどほどに頑張って。

なによりも、1番大事な自分のために。自分に正直になっていいんだよ。無理に隠したり見ないふりしたり…は必要ないから。自分の今を捉えて、受け入れて、よしよしってしてあげよう。

ここまでが、たぶん半年前の私。

漠然とした不安は、どうしようか。

今なら答えられる。

①漠然とした不安を具体的な不安にする

-------そしてここまでが社会人1年目の私。

ここからは、社会人3年目の私。

そもそも、この文章はこんなタイトルだった。

「漠然とした不安は、隠しきれない。だから、どうしよう。」

それに対して、半年後の私は答える。こうすればいいんだよと。

でもそれは、ただの一文で終わっていて、おそらく自分でも消化できていない。ん？　どうするんだ？　などと思って筆を置いたのだろう。

それから2年後の私は思う。

なんで、どうしよう、に答えをつけようとしていたのか？

そんなとき、これを読んだ。

この方は、すごそうな方。あえて年は調べていない。多方面の事業に関わっておられるみたいで、弁護士資格もお持ちで、平凡とは言えないんじゃないのなんてつっこみたくなる人。

そんな方でも、何者かになりたいと思っている。

私は思った。

なんかさ、たぶん多くの人が問いに答えをばしっと返したいんだよね。特に行動力がすさまじいパワーがある方って自己紹介の場面が多くて、自分を肩書きで語りたくなるし、それが見つからずに悩む人もいる。

でもそれは、パワーがある人や自己紹介の場面に限らない。就活も、生活も、恋愛も、いろんなことがそう。答えをばしっと返したくなる、というか返さなきゃと思わされている。

どこに勤めたい？
どんなことをしながら過ごしたい？
どんなタイプの人が好き？

なんでだか、ばしっと答えなきゃいけない感じがここに、ある。なんだろね。

前の私はそれをいっぱいに感じて懸命に答えていたし、今の私にもばしっと答えますよお！　みたいな面はある。

でも、でも、でも。

ふわっと答えちゃ、だめ？

仕事ではふわっとがだめなことも多いかもしれない。

ただ、自分のことを答えるときとかってそんなに全てを言いたくないし、決め切りたくないし、私だって1秒ごとに変わりゆく人間なんだよ？

不安なんだ。　じゃあどうする？　どうもしないっていうのもよくない？　なんかしてみる、でもいいんじゃない？

そんなふうに言ってみたい、今日このごろ。

ふわっと答える、をもっと気軽に。

それは私の、小さなミッションかもしれない。