口数の少ない彼女の妹は逆に口数が多いです
さ「〇〇」
○「はい」
さ「遊びたい」
あなたから誘うなんて珍しい
○「いいよ、どこいく?」
さ「妹」
あら恥ずかしい
○「何時とか言ってた?」
さ「9時」
○「了解、車で迎えに行くって伝えておいて」
ーーーーー
○「おはよう」
茉「おはようございます、〇〇さん!」
○「茉央ちゃん元気にしてた?」
茉「はい!元気でした!」
茉「〇〇さんは元気ですか?」
○「まぁね、それなりに笑」
茉「んへへっ」
笑い方似てるなぁ
茉「あ、助手席乗っていいですか?」
○「いいよ」
○「茉央ちゃん学校に友達できた?」
茉「はい!親友くらいの友達できました」
○「おぉそれはすごい」
茉「この前も鎌倉行ってきました!」
○「鎌倉!?すごいとこ行くね」
最近の高校生怖いわ
○「家に一人だから寂しいでしょ」
茉「はぁい、さくらお姉ちゃんも飛鳥お姉ちゃんもいないので寂しいです」
茉「でも…〇〇さんが居てくれたら寂しくないかも…」
あら、プロポーズですか
受け取ることはできませんが
○「今日はどこ行く?」
茉「マグロ食べたいです笑」
○「また?笑」
茉「またってなんですかぁ!」
○「この前遊んだ時もマグロ食べたなぁって」
○「好きだねぇマグロ」
茉「好きです、マグロ」
茉「んへへっ」
やっぱり似てる
茉「お姉ちゃん元気ですか?」
○「元気だよ、二人とも」
茉「飛鳥お姉ちゃんにも会ってきたんですか!?」
○「引越しの手伝いだけどね〜」
茉「珍しい…」
そ、そうなのか…
ーーーーー
茉「着いたぁ!」
○「お腹すいたね」
茉「そうですね!早く食べたいです!」
○「食べたいやつ選んでいいよ」
茉「えぇ…」
茉「んぅ〜…」
○「なんでもいいからね」
茉「これも…」
茉「えっでもなぁ…」
独り言多っ
やっぱり姉妹すぎるな
茉「これ…いいですか?」
大トロ食べたいとか言いやがりました
まぁまぁいい値段ですわ
茉「だめぇ…ですか?」
かわいいやつめ
たくさん食べろ
茉「わぁすごい!!」
目がキラキラしてる
楽しそう
茉「〇〇さんありがとうございます」
○「全然たくさん食べな」
茉「いただきます」
茉「んまぁ〜!」
いい顔するなぁ
○「美味しい?」
茉「はい、すっごい美味しいです!」
○「そりゃよかった」
ーーーーー
○「茉央ちゃん起きて」
茉「ふぇっ…寝ちゃってました?」
○「うん、ぐっすり笑」
茉「ごめんなさい!」
○「全然大丈夫だよ、いっぱい食べたもんね笑」
茉「ちょっと恥ずかしいです笑」
さ:茉央の寝顔かわいい
撮って送ったのは秘密
茉「ここってどこですか?」
○「ここはね僕とさくらが好きな夜景」
○「街の灯りとかそんなのないけど星が綺麗に見えるから好きなんだ」
茉「確かに…綺麗ですね」
茉「〇〇さん」
○「ん?」
茉「やっぱなんでもないです!」
なんなんだい
○「帰るか、明日も学校でしょ」
茉「学校のこと言わないでください〜」
○「また近いうちに遊ぼうね、そのために学校頑張って」
茉「は〜い」
ーーーーー
○「ただいま」
さ「いひひっ」
なんか嬉しそう
○「どうした?」
さ「茉央楽しそう」
○「それで自分も楽しくなっちゃった?」
さ「うん」
さ「いひひっ」
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