ダジャレが好きな君と冷たい僕
史「あ、いた!」
史「なんで一人でお昼食べるかなぁ」
○「カツ定食なくなったら嫌なの」
史「そんな好きなの?」
○「遅く行ったら無くなるんだよ」
史「じゃあ〇〇はカツ定食競争にカツたんだ笑」
○「30点」
史「お、高くない?」
○「100点満点で」
史「ひっくぅ!ひどくない!?」
○「面白くない」
史「最低なんですけど〜」
○「はいはい、一緒に食べましょ」
ーーーーー
史「見つけた〜!」
○「うるさい」
○「ここ図書室」
史「探すの苦労した」
○「しらんがな」
史「何見てるの?」
○「小説」
史「本好きだね」
○「これしか友達いないから」
史「え、私は?」
○「………」
史「無視?無視?」
史「いやぁ本見ると風邪ひいちゃうね〜」
史「ごほん、ごほん!」
○「20点」
史「前より低くなってない?」
○「つまらないとうるさい」
史「最後は私情じゃん!」
ーーーーー
○「進路決まったんだっけ?」
史「うん!」
史「慶應をK.O!」
○「あっそ」
史「何点?」
○「10点」
史「だんだん下がってない?」
○「面白くないからね」
史「ぶぅ」
ーーーーー
○「行っちゃうんだね」
史「うん、バイバイかな」
史「電話してね」
○「そっちもね」
史「なんかあったら連絡すること」
○「そっちもね」
史「だらだらしないこと!」
○「そっちもね」
史「誕生日絶対祝ってね」
○「そっちもね」
史「最後に…お揃いのこれあげる」
○「栞?」
史「史緒里があげる栞!」
○「……0点」
史「最後は0点なの!?」
○「あっち行って磨いてきて」
史「もう冷たいなぁ」
史「絶対会いにきてよね!」
もちろん会いに行くよ
愛だけに
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