心臓の薬:ニトロの使い方~誤解ではなく正しく理解を~
循環器の病気によく使われるニトログリセリン。
通称、ニトロと呼ばれています。
インターネットに、
「ニトログリセリンは作れますか?」
という質問がありました。
ベストアンサーは、
「濃硝酸と濃硫酸を1:3に混ぜたものにグリセリンを冷やしながら加えればできます」
です。
生化学系の研究室であれば、容易に手に入るもの。
もし研究をしたければ、薬学部へどうぞ。
実際に研究室で作成したものが、医薬品に。
これは薬学部の醍醐味でもあります。
少し話がそれましたが、今日はニトロのお話です。
これを読めばニトロの誤解も解けて正しい知識が身につきます。
薬剤師はもちろん、医療関係者やニトロ服用者がまわりにいる方にもおすすめです。
ニトログリセリン(ニトロ)の誤解
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